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テーマ:徒然日記(22702)
カテゴリ:エッセー
昨日、ハローワークに行って仕事を探した。
結局、応募したい、できそうな会社が見つからなかった。 ただ探してきただけ。 厳しい状況は今も変わらず。 こうなるとどうしても家の中でごろごろする時間が多くなる。 「引きこもり」になる。 最近では「巣ごもり」という言葉を聞く。 「引きこもり」と「巣ごもり」はどう違うのか 良く分からない。 「引きこもり」ということで、私の身の回りである中学・高校生がイジメにあったり、何らかの理由で学校へ行けなくなった。 その結果、家に「引きこもり」になった、という話は聞いていた。 しかし最近はバリバリ働いている30代、40代の働き盛りの世代の人たちでも「引きこもり」が増えているという。 会社をリストラされたり人間関係に悩んだりして退職し、突然「引きこもり」になるケースが増えているというのだ。 なかでも男性は会社を通じた人間関係、 社縁を失うと社会との接点が無くなってしまう傾向にあるという。 引きこもりとなった人たちの共通点。 それは「自分がこうなるとは思わなかった」という人がほとんど。 「自分は強い人間で、引きこもりは弱い人がなるものだと思っていた」と話す人も。 そうした人たちはいずれも、「早く社会に復帰したい」と考えているものの、引きこもりに陥るまでの辛い過去はなかなか頭から離れず、再び働くことに怖さを感じるという。 近所付き合いなど地域との縁も築けないでいると、ますます孤立し、元の絆や縁を取り戻すことは決して簡単ではない。 仕事は勿論、会社の人。 何処かへ飲みに行ったり遊びに行くにも会社の人と。 年賀状は殆ど会社の人ばかり。 ご近所とのお付き合い、地縁なし。 親類・縁者との血縁も殆どない。 そんな人がある日突然、社縁を失った途端に「引きこもり」に。 私のような還暦を迎えた者より、働き盛りの引きこもりは深刻な問題だ。 ではそうした人たちが、どうすれば元の縁や絆を取り戻せるのか もしくは新たな縁や絆を築けるのか 出来る範囲で地域の行事に参加する。 同級生などに正直に話をしてみる。 等が思いつくものの、真の解答は見つからない。 それは引きこもりと言えども単純ではなさそうだから。 人によっては対人恐怖症やうつ病、パニック発作などの精神疾患を併発している人もいる。 そうなったら専門の精神科医師の適切な治療が必要となるであろう。 いずれこのテーマは私自身の大きなテーマとなっている。 今後どう対処していくかは試行錯誤していくしかない。 「引きこもり」から「社会」へ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年02月10日 12時28分19秒
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