|
カテゴリ:今日は何の日?
「草の戸も住替る代ぞ雛の家」
松尾芭蕉がこの句を残して「奥の細道」へ旅立ったのは1689(元禄2)年3月27日。 新暦に直すと5月16日のことだった。 芭蕉が出立した日にちなみ、今日は「旅の日」。 「旅の日」は、ともすれば忘れがちな旅の心を、そして旅人とは何かという思索を 改めて問いかけることを目的として1988(昭和63)年に「日本旅のペンクラブ」が 提唱して誕生しました。 江戸から東北、北陸へと続く長い旅路。 奥州藤原三代の栄華に思いをはせ、平泉で 夏草や兵どもが夢の跡 五月雨の降り残してや光堂 と詠んだのは出発して約1カ月半後の陰暦5月13日という。 コロナの蔓延で、旅すらままならない今。 最後まで旅に生きた俳聖が、もし生きていたとしたら今の世をどう詠むのでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年05月16日 19時34分41秒
[今日は何の日?] カテゴリの最新記事
|