江戸雑学草子「」吾妻橋
お腹の調子には、薬より食べ物が大事、▼、http://review.rakuten.co.jp/item/1/224935_10002914/1.1/h【江戸雑学草子】 第35回この記事は(2004年02月05日)に書いたものです。吾妻橋(あずまばし) 吾妻橋と言えば、東武浅草駅と 松屋デパートがあるビルがございまして、 そのビルの玄関口の先から、向こう河岸に渡るんですな。 渡りきるってーっと、 金色の、ありゃなんですか?雲らしいンですがね。 その金の雲がてっぺんについた建物がアサヒビールの本社ビル。 その雲の下は、レストランになっておりまして、 先(せん)に、オフ会をやった事がございます。 隅田川で最初に架けられたのは、千住大橋でして、文禄三年(1594)。 二番目の橋は、明暦の大火の復興計画の一部として、大橋が架けられた。 寛文元年(1661)のことで、 名前は、元禄六年(1693)に新大橋ができて後、 両国橋と変えられました。 続いて、 永代橋が元禄十一年(1698)だから、赤穂浪士も、討ち入り後、 隅田川を永代橋経由で渡って来られたわけですな。 そして、吾妻橋の前身の大川橋は、安永三年(1774)。 大川橋は、幕府が架けた橋でなく、民間によって作られ、 その費用の回収は、橋銭(はしせん)によってまかなう予定だったが、 なにせ、木造だから老巧化がはやいし、出水や流木で流されたり、 壊れたりした事がしばしば起こり、結局は赤字ってありさまでした。 髪を振り乱し、橋のたもとまで走ってきた女が、 一文投げて通りすぎようとするので、橋番があわてて、 「おいおい、お女中。橋の渡り賃は二文だよ」 と声をかけると、女、あと振り向いて、 「あたしゃ、橋の真ん中までしか行かないのさ」 近目貫(きんめぬき)・安永二年(1773) おっとー、身投げだァ。 本所方面から吉原に行く時は、必ず吾妻橋を通るので、 よーく落語にでてきますな。 「文七元結」も、吾妻橋と、身投げがからむ話でございます。 五代目古今亭志ん生のものをCDで聞きました。 暮れの28日のこと。 吾妻橋の真ん中で、身投げをしようとする文七。 それを止める、長兵衛。 文七は日本橋石町(こくちょう)二丁目の鼈甲(べっこう)屋、 近惣(きんそう)で働く若い衆。21~22歳。 小梅の水戸屋敷(現、墨田公園)を出たすぐの枕橋(まくらばし)で、 人がぶつかってきて、あっと思いきや、 集金した五十両がへえーった財布をすられちまった。 恩あるご主人様に申しわけないと身投げをしようってわけサ。 さー、腕の良い左官職人だった長兵衛は、悪さ(ばくち)を重ねて もう三年仕事をしねーから、うちん中はゴミ一つない貧乏とくる。 暮れも押し迫って、どうしようもないところを、 18になる娘のお久が、旧知の吉原は「佐野槌(さのづち)」と言う 大きな見世のおかみさんをたよって、 本人は身を沈めて、おとっつあんやおっかさんのためになろうってわけ。 おかみさんは、長兵衛を呼びつけ、改心してしっかりおやりと、 娘は預かるが、その代わり五十両を半年の期限で貸してやろうって話。 もし、長兵衛が約束を破ったら、お久を見世にだすよと言い渡す。 そうして、こさえた五十両だが、 命には代えられない。 金を返せなくなって、客を取るような身にもなっても 娘のお久の命がなくなるわけがねーからと、 五十両を「とっとけ」と文七に投げつける。 えー、またちょいと長くなりますねー。 「長いヨッ」とコメントを残して購読解除なさる読者もおありだが、 「【江戸雑学草子】を、いつも楽しみにしてますよー」なんてねェ、 そう言われると、なんか気分が良くて、ついつい長く書いちゃうゥ。 ところで、文七がなくしたと思った五十両は、 水戸様で置き忘れてきており、金子は無事だったわけだ。 人騒がせなことだが、 この近惣のご主人様が、長兵衛の清い心にほれて、 お久を身請けして、文七と夫婦にさせたんですな。 二人は麹町六丁目に「文七元結」という名のお店をだし、 そりゃ、繁盛したそうでございます。 「元結」というのは、髪を束ねる紙縒(こより)の事でございまして、 今じゃ誰もスんなの使いませんが、髪を結っていた時分は、 そりゃ必需品でしたから、商売になったわけでございます。 うンじゃ、文七にあやかって、ここで商売させてもらいまして、 へェー、... ■海藻エッセンスで髪はサラサラ、シャキッとする。 ●ラサーナ海そうヘアエッセンス(150ml) メーカー希望価格5,800 円のところ、誰もやらなかった2割引! 2月末まで、4,640円 (消費税:別, 配送費:別, 手数料:別) ▼↓お買い求めの方はこちら↓▼ http://kusuri-ya.com/yagies/7.1/26/ ■皮膚科の医者がすすめるふけ取りシャンプー ●コラージュフルフル・シャンプー メーカー希望価格1,500円のところ、 2月末まで、1,200円 (消費税:別, 配送費:別, 手数料:別) ▼↓お買い求めの方はこちら↓▼ http://kusuri-ya.com/yagies/7.1/21/ はい、ありがとう存知ます。 お客様におかれましては、お静かにお帰りあそばしませ。 またのお越しを、お待ち申し上げております。 ありがとうござーい♪ ありがとうございます♪