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数ヶ月前から急に母の表情が変わって意識も朦朧としてウトウトする日が多くなった。9月25日で90歳になるんだもん別れの覚悟は出来ていました。
お世話になっている施設の責任者から26日朝に電話を戴いて「すぐって訳じゃないけどそろそろかもしれない」あわてて面会に行き耳元で「おかあさん!あまゆみだよ!」って言ったら頷いたので施設の人もびっくり。「クロに会いたい?」って聞いたら力強く頷いた。明日の昼休みに時間を戴いて連れてこようと思っていた矢先27日8:30に施設の人に見守られて旅立った。 父の時もそうだったけれど、近所・親戚に不義理をしている兄に対してみなさん怒っており通夜・葬儀は寂しい限りでした。 兄の意向で父の親戚には一切連絡しない。母の親戚は私から連絡することになった。 通夜の時も不義理な兄は誰が来てくれたのか顔を認識出来ない。私が対応して兄に説明。 しかも、通夜振る舞いは兄一家と姉と私の身内のみ。 しかも遅れて来てくれた隣のご夫婦が「通夜の紙を見て来たのですが、おじいちゃん(父)が亡くなったのですか?」と聞かれ、「父は5年前に亡くなりました。母です」と答えると驚愕な表情をされた。 兄に隣のSさんが来てくれたと伝えても「食事中だから」と私に対応させれば良いという態度。 兄嫁がたしなめて、やっと出ていくも会話が出来ない。(S夫婦と母の思い出がわからない兄) 生前、両親は自慢の兄が教授なので盛大に大学から花輪が届き自分は盛大に見送られることを夢見ていた。 ことごとくその夢を潰した兄。 通夜、葬式と号泣する姉を横目に、私は涙ひとつこぼさず兄の一連の態度に怒りを抑え冷ややかな目で見ていた。 葬儀で戴いたお花の束を近所や母の実家・施設そして一切無視された父の本家に葬儀が終わり次第届けて回った。本家の跡取り夫婦の前で「不義理をして大変申し訳なかった。寂しい葬式で母がどんな思いをしているかとおもうと悔しくて」と、はじめて号泣してしまった。 母の遺品を葬儀が終了した数時間で整理(片付け)しろと言われ、見ないまま全部いりませんと答えるのが精一杯でした。 私は兄姉と違って、今の私達の住居も実家の近くで両親を介護してきたので苦労はあったが思いでも沢山あるし何の未練もない。 母の最愛のクロをねこの命をつなぐ会に保護して貰い、みんなの苦労をみて感じ「本当はあまゆみさんがクロを引き取ることが一番だよ」と洗脳されて(笑)仕方なく引き取った。 今となっては最愛の愛する娘になっているクロ。 母はクロが我が家に引き取られたことを一番感謝していると思う。 それが最大の親孝行だと思っています。 追伸:なにげない会話の中で兄嫁が「もう2度とこの家(私の実家)には来ないから」と! ん???兄は別荘がわりにしているのに~ 離婚ですか? まあ、あんな兄に良く30年間も連れ添ったよ。 羽ばたいてもいいよ。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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