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カテゴリ:時事
漢字検定協会前理事長の大久保昇氏が息子と共に逮捕された。
逮捕容疑は背任罪で、つまりは協会を食い物にしたと言う訳ですね。 漢字検定をメジャーに育て上げ、世に漢字学習ブームをもたらしたことは称賛に値する功績です。 しかし大きなって利益を生むようになって、本来の使命や理念を忘れてしまったのでしょうね。 自分が産みの親であり育ての親なのだから・・・ご本人はそう考えているのでしょうが、そうであるのならば公益法人ではなく一般企業として設立するべきだったのです。 公益法人に与えられている優遇制度や信頼感等、有形無形のアドバンテージを与えられているのが公益法人なのですが、それ故にこそ「公益」に寄与すること「のみ」が使命として課せられているわけです。 公益法人の美名に隠れて私利私欲を追求することは、やはり許されざる行為だと言わざるを得ません。 この事件が漢字学習隆盛の潮流に冷水を浴びせるようなことにならなければ良いのですが・・・ 大久保前理事長は「公益」という漢字の読み書きだけではなく、その意味もしっかりと学習するべきだったのでしょうね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年05月20日 20時24分41秒
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