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今夜今年の大河ドラマ「平清盛」がスタート。
初回お約束の拡大版で、主人公の少年時代を描き、次週からの本格スタートへの序章ですね。 平清盛と言えば悪役であり、最終的には滅亡にいたる平氏の棟梁と言う事で「敗者」に分類されがちですが、清盛の一代は栄華を極めた。 晩年に至り頼朝の旗揚や木曽義仲の挙兵などが起きますが、武士出身者として初めて国政実権を掌握した人物であり、いわゆる武士政権樹立への布石、若しくは柱石となったとも言えるかもしれません。 思うに源頼朝とて、腹違いの弟たちに対する陰険さや奥州平泉藤原に対する無慈悲な討伐など、決して褒められた器量では無かったように思う。 つまり武力を背景とした国家統治の、その基本的な理念がいまだ定まっていなかった、武士政権黎明期の物語が、この源平の時代なのだと思う。 この混沌とした時代を如何に切り取って見せてくれるのか? いましばらく次回以降をじっくりと見て行きたいと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年01月08日 21時56分13秒
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