Blog_Note 楽天別宅

2006/10/29(日)11:41

Infoseekニューストラックバック「いじめ」について(再考)

元々のトラックバックのテーマは  -「いじめ」を理由に、自ら命を絶つ子供を思いとどまらせるために、できることは何なのか でした。 実際に「いじめ」が原因で子供を亡くされた方には、間違ってもこんなことを云うつもりはありませんが、親も教師も含め他人には何もできない、というのが現実だと思います。「思いとどまらせる」ことは、他人にできることじゃない。ただ子供本人だけが、思いとどまれるかどうかの鍵を持っているのだと思います。子供たちにその鍵をどうやって持たせることができるか。それが、親や教師を含め、他人にできることの全てではないですか。 道徳規範の拠りどころとなるだろう機軸とも云うべき「鍵」を先ず親御さん自身が持つこと、そしてそれを子供に手渡すのは、教師よりも先に、親御さんであることが多いと思います。勿論、教師からも、いろんな「鍵」を貰うことになります。そして暫くすると、子供たちは今度は自分自身で新しい「鍵」を見つけようとし始めます。 いろんな「鍵」があると思います。理不尽ないじめに反発できるチカラであったり、キリシタン信仰によるものであったり。何かの実感だったり。それが何であるかは限定できないです。 ただ一つ云えるのは、こういった「鍵」は、決して断片的な知識として持つものではなく、様々な文脈の上で連続性を持つことで<強い>チカラを発揮します。 アナログ的な思考力を身に付けさせるのが良いのですが、そのために有効なのは想像力を高めることです。が、皆さんの大好きなお受験には必要ないと思われてるらしくて、残念ながらそっちのけになっちゃってる。折角、手に入れた「鍵」なのに、デジタル的な思考力で受け止められると、文字通り<離散的>なカタチでしか記憶されなません。 「鍵」を持たせること、想像力を豊かにアナログ思考のできる子供に育てること、じゃあ、その二つがあれば大丈夫かと云えば、それは、たぶん「鍵」しだいです。 元々のトラックバックのテーマに限定して、この記事を書きました。これだけで良いなどとは、私だって、これっぽっちも思っちゃいません。それは別に書きたいと思います。

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