2007/05/09(水)00:22
「闇の守り人」上橋奈緒子
連休前に、ブックオフで仕入れいた本。連休後の初出勤に鞄に入れてでかけました。電車の中で読み、帰ってきてから医者の待合いで読み、寝る前に読みと結局1日で読了してしまいました。
上橋さんの本は、一気に読んでしまいたくなります。
わたしが買ったのはこれ↓A5版で大人も楽しめるよう漢字を多めにつかっているのだとか。
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女用心棒バルサは、養父ジグロの汚名を晴らすため、自分の心の傷と向き合うため洞窟を抜けて故郷カンバル王国へ戻った。その洞窟には、ヒョウル<闇の守り人>がいた。バルサは、ヒョウルに襲われていた、二人の兄妹を助けた。この小さな出来事は、まるで運命のようにバルサを大きな渦の中へ引きこんでいった。
カンバル王国の陰謀、ルイシャ<青光石>を巡る欲望、山の底で行われるルイシャ贈りの儀式・・・
山の王の正体とは、ヒョウルとは・・・
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「闇の守り人」は、バルサが過去と向き合う心の葛藤とそしてその結末が語られ、「守り人」シリーズ知るの中でもっとも大人に人気がある作品なのだそうです。
早く続編が読みたくなりました。
余談:
作中出てくる、カンバルの食べ物がカンバル語で語られていて、カンバル王国にリアリティを与えてくれています。食べてみたくてなるくらい!
一例
ロッソ=芋をつぶした粉を練り、なかに様々な具をいれてかりっと揚げたもの。
ラコルカ=ラ(ヤギの乳)にコルカという茶葉をいれて煮立てるまろやかなお茶
ジョコム=焼き菓子