片手に吊革・片手に文庫

2009/02/07(土)02:17

「翳りゆく夏」赤井三尋

今日は研修だったので、休み時間に本を読めました。 【内容情報】(「BOOK」データベースより) 「誘拐犯の娘が新聞社の記者に内定」。週刊誌のスクープ記事をきっかけに、大手新聞社が、20年前の新生児誘拐事件の再調査を開始する。社命を受けた窓際社員の梶は、犯人の周辺、被害者、当時の担当刑事や病院関係者への取材を重ね、ついに“封印されていた真実”をつきとめる。第49回江戸川乱歩賞受賞作。 で、帰ってきてからも続きがよみたくて、半身浴しながら読了。 20年前の事件を洗い直す窓際社員の梶。 20年の時がたったからこそ、得られた証言。 そして、驚きの真犯人。 終わり方は半分だけハッピーエンド。お話の中ですが、もう「一人」もたくましく人生を切り開いていきハッピーエンドになりますように。願わずにはいられませんでした。

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