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お気楽専業主婦、未だに充電中!

お気楽専業主婦、未だに充電中!

ネコ

今、私たちの大事なパートナーがいる。彼は今年で3歳のオスネコ、愛称はポンとかピンポンとかポンピンとか呼ばれてる。最初は人懐っこいノラネコさんだった。人なつき良すぎて、ヒゲが切り取られていたなあ。彼がウチに落ち着くまでは、本当に大変だった。真ん中が「ポン」、左が「シロイチ」右が「シロニ」
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初めての出会い。シロネコ3兄弟だった。アパートの住人の誰かがシロネコたちに餌をあげてたみたい。

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そのうち、シロネコ3兄弟に「キジ」という妹がいることが判明。猫たちは私のところにも遊びに来てくれるようになったので、ダンボール家を作って差し上げた。奥がキジ、真ん中がポン、手前が白イチ。(勝手に命名)

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ポン。この頃はやけに鼻が長かった。まだノラネコらしい風貌。

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人の枕で勝手に日向ぼっこするポン。

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「ニャジ」(やはり勝手に命名)この辺のボスネコ。ポンの父親猫と思われる。

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出会って2ヶ月ほどするとポンはウチの中に入りたがり、勝手にベッドのところで昼寝をするようになる。

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この頃に、ポンと暮らすことを決意し始める。

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「ネコA」と「ネコB」。この2匹もよくウチに遊びに来てたが、そのうちどこかへ行ってしまった。

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シロネコはお肌が弱い。冬は兄弟みんなカサカサお肌になり、かきむしり血だらけになっていた。みんなに薬を塗ってあげたが、ポンだけが家に入りたがるので特別に包帯を巻いた。この頃には他の兄弟は、他のアパートの住民のところに入り浸りになってしまい、なぜかポンだけがウチに居座った。

ポンと一緒に暮らし始めようと決めたきっかけは、夫の仕事の都合で遠くへ引っ越さなければならなくなったことだった。もともとペット禁止のアパートだったので、考えなければならない時期だったし、、。で、私たちはペット可の住居を探して、ポンにワクチンを打ち、虚勢手術をし、完全室内飼いにするべく躾を始めたのだった。引越しまで3週間もない間の計画だったので、ポンにはかなりのストレスだったと思う。家の中に閉じ込められ、獣医に連れて行かれ、手術までされたのだから、、。引越しが済んだら私たちはすぐにパリに3週間ほど行かなければならなかったので、私たちは引越しの前日 ポンを実家に預けることにした。はぁ~、ここからが地獄のような出来事の始まりなの。。。次の日朝早くに実家の親から電話が鳴った。なんとポンが家出をしてしまったとのこと。引越しは午後からだったので、とりあえずポンを探しに実家に向かい、時間ギリギリまで捜索したけど見つからなかった。親もなんとか一生懸命探すからということで、私たちはとりあえず引越しに専念。ポンは実家にいるネコのあとをついて、風呂場の窓から脱走したらしい。まだ虚勢手術をして、1週間しか経っていないのに、、、。ヘンな菌に感染でもしたら大変。しかも、実家はポンのテリトリーからすごい離れている場所なので、どうやって生きていくのか検討もつかない。ほんとに気をもむ日々が続いた。
私は引越しのゴタゴタを片付けてすぐに実家に泊りがけでポン探しを始めた。パリに行くまでの間、なんとか探し出そうとポスターを貼ったり、聞き込み調査したり探し回った。すると、近所の子供の通報でポン発見!でも私の声や顔に反応するものの、まったく近寄ってくれない。私に対して怒ってるみたい、、信頼してもくれないポンを見て、とても悲しくなった。一回根気良くポンを呼び続けてエサでつることができ、捕まえたんだけど、私に抱かれた瞬間ものすごい勢いでもがかれて、惜しくも逃がしてしまった。その後、彼は空き家に住み着いていることが判明し、私は毎日ポンの捕獲作戦を実行するも、ことごとく失敗に終わる。その頃には私は近所の評判になってしまい、なんとかポンがつかまるようみんなが応援してくれた。
が、、パリに行くまでにポンは私たちの元には戻ってこなかった。

パリにいる間も、家族からポン情報は絶え間なく聞いていた。日本が台風の直撃を受けているときなど、ポンはどうしてるだろう、、と心配でたまらなかった。ある日の父からのメールに、例のポンの住んでる空き家に植木の刈り込みが入って、それ以来ポンを見ていない、と書いてあって本当に悲しくなった。それとともに、近所にはなぜかシロネコが多く、あちこちでシロネコを見かけるが、どれがポンだかわからなくなってしまったと、、。

ポンが家出してから1ヶ月が経った頃、私たちは帰国して初めて実家に行った。もう半ば、ポンのことは諦めかけていた。でも、夫にポンがすみついていた空家を見せようと、近所をブラブラしていたとき奇跡は起こった!
あるお宅の前に行くと、シロネコが「ニャん」といいながら出てきたではないか。どうやらエサをもらえると思っているらしい。良く見ると、青い目、長い鼻、独特の声!ポンじゃない!!最初夫は全くわからなかったようだけど私にはわかった。あれはポンだ!その一瞬後、そのお宅の庭からゾロゾロとシロネコたちがでてきた。見比べても、やっぱりあれはポン。そう、ポンよ!二人で騒いでいたら、そのお宅の老夫婦が家から出てきた。早速事情を説明して、ポンを返してもらうようお願いした。その老夫婦もいつのまにかシロネコが一匹増えてるのでおかしいなと思っていたということ。で、ポンはあっけなくペットキャリーに入ったのでありました。

あとで聞いた話によれば、その家で飼っているシロネコたちはポンの親戚であることが判明。私たちが以前住んでいたところのボスネコの子供をもらってきたということで、多分異父兄弟。ポンは知らない土地なのに、親戚を頼っていったんだなあと関心した。
それから私たちがパリに行っている間、実家の家族が交代でエサ箱を持って、その辺のシロネコにエサをまいてくれたおかげで、ポンが少し慣れていたことにも感謝。まあ、関係のないノラネコまでもが、ウチの家族のあとをついて回ったらしけど、、。

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やっと新居で暮らし始めた頃。まだ一ヶ月にも渡る放浪生活の名残がある。

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これも来た当初。
そして、、、、、↓

now
ダダーン!!!!現在のポン。ブランクのあと暮らし始めて1年と5ヶ月あまり。立派な幸せ太りでしゅ。




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