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カテゴリ:就職活動
ポートフォリオを某会社にドロップオフして二週間目。「Your portfolio is ready to pick up. 」というメッセージが携帯に入っていた。要するに落ちたのだ。ああ、またか。がっかり。
履歴書の審査は結構通るけど、ポートフォリオをドロップオフするところでひっかかる。面接に呼んでもらえるほど優れたものではないのだ。それが私の作品が悪いのか、他人の方がもっと優れているのかは預かり知らぬところ。有無を言わせないほどいいものを作れば済む話なのだが、なかなか良い作品に恵まれないのが現状だ。文句を言っても仕方がないので、最近は学校の先生をしている同僚に聞いて改良の最中である。 そんな中、同僚の日本人女性が他社からヘッドハントの電話をもらったことを話してくれた。雑誌の奥付にデザイナー達の名前が載っており、それを見て他社のアートディレクターから時々電話がかかってくるそうだ。彼女はアソシエイトアートディレクターなので経験が豊富なのだ。私のようなデザイナーはヘッドハンティングされることは皆無である。 「面倒くさいけど、とりあえずポートフォリオをドロップオフしに行ったわよ」とのこと。彼女はここの正社員になったばかりで転職の気はないのだが「お金が良かったら考えてもいい」らしい。彼女は私がずっと仕事を探しているのを知っている。悪気はないのだろうが、私にこういう話をするのってちょっと無神経なような気がした。「もしかして、自慢?」と卑屈に思ってしまった。彼女は学校を卒業して8年。私は2年なので仕方がないのだけど、こういう話を聞くとちょっとへこんでしまう。 卑屈になっている暇があったら、自分の作品を磨けばいいのだ。来週はもうひとりの同僚にポートフォリオを見てもらうことにしている。他人をうらやましがっている場合ではない。自分が問題なのだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/02/24 02:15:23 PM
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