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金曜日。学生時代の友達とお茶した。
彼女の目下の悩みは、専業主婦である自分を弾劾(?)する人が多いということだった。彼女はまだ27歳なので、周りに結婚している友達がいないらしい。すると、そういう友達から「(働きもしないで)毎日何をして過ごしているの?」と言われるらしい。それはダンナさん(アメリカ人)の義母や自分の母からも言われるそうだ。 彼女はBAをふたつもっており、3か国語に流暢な人である。彼女の目標は「いずれは自分のやりたいことを見つけて商売にする」ことだが、今のところ「やりたいことがないし、やりたくないことはやらない」。 ふむむ~。 (こんなに才能があって若くて健康なのに、もったいないなあ) と、み~んな思っているに違いない。しかし、「周りがうるさい」と怒っている彼女に「働いてみれば?」とは言えない。それに、彼女は多分誰が何を言っても、もう心の中で自分の答えを出してしまっているのだ。 「私の仕事は夫をサポートすること。夫を笑顔で迎えてあげること。私は仕事で働くと不機嫌になるから、働く気はないの」 このセリフ、駐在員の奥様から初めて聞いた時は、そういう人もいるのだと目からウロコが落ちたものだ。がつがつとあちこちで働いておカネを稼ごうとしてきた自分には無い考えだったから。旦那様や家庭に尽くす。そういう人もいるのだよ。男性にしたって、そういう女性を好む人もいるのだ。 「周りがなんと言おうと、あなたの人生じゃないの。言いたいように言わせておけばいいのよ」と私。 「ありがとう。あなたなら、理解してくれると思ったわ」と彼女。 いや、そういう考えがあるということは認めてはいるけど、理解はしとらん。<偽善者。 旦那が明日事故にあって死んだり怪我したりしたらどうするの? もしその時小さな子供がいたりしたら、どうやって生活するの? 子育てが終わったあと、すぐ元に戻れるようなキャリアを今築く気はないの? とか、思う。 他人の人生だし。私の人生だって人様にいばれるような物でもないしね。 私が口を出すことではないのだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/03/05 12:17:11 AM
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