2009/05/07(木) いちおう給付申請してはみるものの......
さて、巷ではまるで「天から降ってきた臨時収入」のように捕らえられている向きも多少ある低額窮.......じゃなかった定額給付金もとい、“実際は取りすぎたのを還付してるだけと言っていただきたい”12,000円ですが......。申請しないとそのまんま国庫にリターンしてしまうだけなので、経済的に困窮しきっていることもあって申請しないわけにはいかず、一応申請用紙への記入作業をおこなってみたのですが.......。振込みでの給付を受ける場合は、金融機関口座番号を記入しなければならないわけで......。すぐに脳裏をよぎったのは、「これで役所側は、よりいっそう差し押さえしやすくなるよねぇ......」というもの。所得税が最大10数パーセントどまり、という固定方式の香港と違い、「稼げば稼ぐだけ徴収されるので稼ぐ意欲が萎えてダウンしてしまう」累進課税なのが日本。政府が黒字だから翌年すぐに所得税が1%ダウンしたり、高齢者への(微々たる額ではあるものの)援助金が「少ない!」と議会で槍玉に上がり、確かに少ないと判断するやすぐに追加給付に乗り出した香港政府と違い、国民に対する給付や援助や還付に関する情報はまったく積極的に流していただけないのに、徴収する情報は張り切って必死にすみずみまでアナウンスしていただけるのが日本政府。「隣の芝生は青く見える」とは言うものの........なんだか違う.....という気がしてなりませんです。ま、日本政府は「お金を徴収していく一方なのがとっても大好きなご様子」なので、今般の給付申請で入手した金融機関口座情報が差し押さえに流用........なんてことにならなきゃいいな、と勝手な被害妄想が浮かぶのでありました。