『丘をバラ色に染めながら』
今日はめずらしく詩集を読みました普段私は詩を読むことなど皆無なのですが・・・昔好きだった詩人さんを思い出し、ふと読みたくなったのです それは・・・「銀色 夏生」さんという方中学生から高校1年生くらいの時に、ちょっとはまっていた詩人さん ・・・と言っても・・・・今思い返してみても、多分ちょっと背伸びをして好きだったような詩そのものの雰囲気はとっても好きだったのですが、内容そのものの抽象的な意味が分からなかったものがあったのも確か 大人になった今なら、もう少し理解できるかも・・・とふと思ったんです 私が読んでいたのは、もう10年以上も前のこと本屋さんや図書館に行ってみると、いつのまにか多くの本が執筆されていて驚きました その中で今回選んだのは、28作品の過去の詩集からまとめたベスト詩集なるもの『丘をバラ色に染めながら』 本当に10年以上ぶりにその世界に入ったのですが・・・暖かいけれど、ちょっと寂しいようなそんな独特の世界や雰囲気は、以前感じたままでした・・・・でもやっぱり10年間で大人になったのか以前読んでいたときよりも、すんなりと言葉の意味が入ってくるような・・・昔読んでいたときには、「よく分からない」と思っていたことも、しっくりと理解できるようにはなっていましたまた以前読んだことのある詩もいくつか載っていて・・・そういうのもなんだかとっても懐かしかったです恋愛の詩はちょっと哀しいものが多いのだけれど・・・でも恋愛を題材にしたものだけではないし、それでも一つ一つの言葉が本当に綺麗落ち込んだときなどに、心に留めておきたいような言葉がたくさんありましたまた・・・この詩集は詩のみでしたし、全ての詩集が・・・というわけではないのですが・・・この方の詩集の魅力だったもう一つは詩の背景にある写真 私が読んでいたのは、もう10年以上前に出版されたものばかりで、最近の詩集には、あまり写真は掲載されてはいないようでしたが。。。。その写真も、日本なのか海外なのか分からないような・・・どこにでもありそうで、なさそうな詩と同じような雰囲気を持っていて以前の私は、そこまで詩の意味を理解出来ていなかった分、言葉だけではなく、言葉と写真が合わさっての独特な雰囲気が好きだったような気もしますそんな昔のことを思い出しながらも、久々に読んで、またこの方の世界に引き込まれた私他の詩集はもちろん、エッセイや旅行記なども出ているみたいでしたので、そちらもまた読んでみたいと思います