2008/03/03(月)13:27
こけしの出来るまでを~
鳴子町、現在は鳴子温泉と地名を変更していますが、
町の中には、いくつかのこけし工房があります。
先日のお雛様を飾っていたお店では、こけしの生まれる過程を見せてくれたり、
絵付の体験ができるようになっています。
作っているところを写真に写させてもらいましたよ~
作業をしていたのは、二人とも若い工人さんでした。
動力でうごくロクロに用意した木地を取り付けて、
くるくる回しながら、形を作っていました。
上は、こけしの頭を作っていましたよ。
材料は、白いのでミズキだそうです。
これは、お雛様の雪洞の軸の台です。
回転しているのがわかっていただけるかと~
ロクロには、綱引きと足踏み式とがあったそうですよ。
写真の方は、ご先代だそうです。
これは、削ったり仕上げをしたりと目的ごとの道具です。
金物は、全部自分の手にあったように、各自が鍛冶屋さんをして、作るそうです。
この辺が木地師と鍛冶屋が昔はひとつだったことの証明なのでしょうね~
一緒に木賊(とくさ)の干したのがありますが、
これはこけしの肌をきれいに仕上げるのに使うそうです。
肌がとてもきれいになるそうです。
私たちの肌には、どうでしょう~無理かもねえ~
一般人には、庭にある変哲のない草ですが、
こけし工人にとっては大切なものだったのですね~
初めて知りました。゜・。☆(^ー^ *)♪
こけしの頭の仕上げをしている所です。
さっきとは道具が違うものでした。
ちょうど、美形の若者二人が、絵付け体験に来ていました^
出来上がるまで、ちょっと時間がかかりそうだったので、
途中で帰ってきたのですが、どんな風にできたかな~
絵心がなくって~
なんて話していましたが、きっと可愛い顔のこけしができたでしょうね。
これが、絵付け前のこけしです。
さすが、器用な工人さんのお宅ですね。
ポストがすてきでした。
欲しいなあと思ったものです。゜・。☆(^ー^ *)♪
これは、お雛様の雪洞の軸に絵付けをしています。
回転させている所へ墨のついた筆を当てると、
あっという間に線が引かれていきます。
当て方が悪いと、変になるのでしょうが、さすがに手際がよかったですねえ~