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ニューヨーク(ダウ・ジョーンズ)13日の米国株式相場は急反発。激しい値動きとなったものの、最終的には大幅高で引け、「主要指数が最近つけた安値が今回のベアー・マーケットの底」とみる強気派を勇気付ける結果となった。
ダウ工業株30種平均の終値は前日比552ドル59セント(6.67%)高の8835ドル25セントと4営業日ぶりに反発。この日の値幅は911ドルに達し、一時は心理的に重要な水準である8000の大台を割り込む場面もあったものの、先月の市場混乱のピーク時につけた7900近辺の安値は回避した。ダウを構成する30銘柄のうち28銘柄が上げて引けた。 消費者部門の弱さを示す兆しが引き続きみられ、ヘッジファンドによる換金売りが取引中盤にみられたにもかかわらず、終盤の買いで大きく上げて取引を終了した、とトレーダーらは指摘した。 もっとも、ダウが過去3日間で7%以上下げていたこともあり、押し目買いは予想されていた。ダウが2007年10月につけた最高値から38%下落したことを含め、長期にわたる調整により、経済の先行きの厳しさなどは十分に織り込まれた、と考える市場関係者もいる。 資産運用会社ファー・ミラー&ワシントンのマイケル・ファー社長は「困難を脱したわけではないが、この日の上昇は、長い間みられなかった、最も勇気付けられる兆しだ」と話した。 ナスダック総合指数は同97.49ポイント(6.50%)高の1596.70、S&P500種指数は同58.99ポイント(6.92%)高の911.29で引けた。 S&Pの業種別指数はすべて上昇。エネルギーが12%高と最も大きく上げ、公益企業、素材、金融、一般消費財はいずれも8%近く上げた。 個別銘柄では、小売りチェーン大手ウォルマート・ストアーズ(NYSE:WMT)が2.31ドル(4.39%)高の54.93ドル。同社の8-10月期決算は9.8%増益となったものの、最近の為替変動を理由に11-1月期については市場予想を下回る利益見通しを示した。同社株は一時、51.06ドルまで下げたが、取引終盤にかけてプラスに転じた。 半導体最大手のインテル(Nasdaq:INTC)は91セント(6.73%)高の14.43ドル。前日の取引終了後に10-12月期の売り上げ見通しを下方修正したことから、一時は12年ぶりの安値をつけたものの、その後は切り返した。 nikkei netより抜粋 猫の目のように気紛れな米国投資家(投機家?)の気分次第での乱高下はもう嫌ですね。今夜は週末の利益確定での売り圧力増となるのでしょうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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