家庭で太陽光発電!
家庭向け主流「太陽光発電」の利用太陽エネルギーの利用方法には、太陽の熱を集めて給湯や暖房に利用する太陽熱利用(太陽熱温水器など)。もう一つが、太陽の光で電気をつくる太陽光発電です(家庭の照明機器や家電製品などで利用)。太陽光発電はソーラーパネルなどの太陽電池を利用し、太陽光のエネルギーを直接的に電力に変換する発電方式のこと。自宅の屋根などに設置して、暮らしに必要な電気を生み出す最もポピュラーなエコ発電ですね。最近では、切妻屋根、寄棟屋根、入母家屋根、陸屋根など多様な屋根に対応し、住まいの全体イメージを損なわない一体感のある製品も出回っているようです。太陽光発電の初期投資は一般的に100万円以上(太陽電池・周辺機器)といわれ、まだ個人が負担するには大きな額です。しかし、お陽さまエネルギーはタダ。表面が強化ガラスで保護されているモジュールの寿命は20年以上、設置後のメンテナンスもほとんど必要ありません(ただし、パワーコンディショナーは設置後10年に一度点検が必要)長期的に見れば、CO2やその他の有害物質を排出しない騒音も出ない太陽光発電は、非常にクリーンなエネルギーの利用方法といえますね。それに、太陽光パネルによる発電量がその時の利用量を上回った場合には、電力会社がその余剰電力を買い取ってくれます(発電した全ての買取りではなりません)。家族全員が省エネルギーに努めることで、利益を得ることもできるわけです。「太陽光発電」のメリットとデメリットメリット・エネルギーが無尽蔵で、大気汚染物質を発生させない。・日射量さえ確保できれば、設置する場所の広さに合わせて自由に規模を決められる。・システムは構造的にシンプルであるため、メンテナンスが簡単。・分散型の電源なので、災害による影響範囲が小さく非常用に最適。デメリット・設置導入時のコストが高め。・曇天や雨天、積雪時など、発電電力が天候に左右される。・夜間は発電できず、蓄電能力がない。長所もあれば短所もある太陽光発電。しかし送電線が近くに来ていないような、超田舎暮しの人にはオススメのエコ発電といえます。多額のお金をかけて送電線を引く必要がないので、最も安上がりな発電方法になるのではないでしょうか。