カテゴリ:映画
今までで一番映画にのめり込んだ作品はこれだった。
アーサー・C・クラークの小説が原作、スタンリー・キューブリック監督のSF映画です。 中学1年で、歴史の授業でまず人類の進化について学びますよね。 その授業でこの「2001年宇宙の旅」の冒頭部分(アウストラロピテクスと思しき猿人が登場)を見たのをきっかけに興味を持ち、その後レンタル~ビデオ購入して何度も見ました。 そこから宇宙について興味を持ち始め、それ関連の本を読み漁り、憧れの職業は宇宙飛行士、という具合。 丁度中学校の3年間くらいはこの世界にどっぷり浸っていたので、おかげで理科の成績は良かったですよ(笑) …また私の意味不明の趣味が浮上しました。 そもそもこの映画に惹かれた一番の要素は、コンピュータ「HAL9000」の存在。 私は、このコンピュータが好きで好きでどうしようもなかった。 もはや恋していたと言っても過言ではない(爆) このHALの音声がまた、美声なんだな…(笑) HALは感情を持っているかのように、人間と対話するし、歌も歌います。 そしてついにあんなことまでしてしまう。 映画のストーリーも映像も、「これぞ抽象の真髄」といった感じですが、「HALが殺される」(あえてこう表現)シーンは切なさ満開。 あまりに抽象的すぎて、内容を理解するのが難しいと思うけど、そこは小説を読むとわかりやすい。 (原作と映画はかなり違う部分もあるけれど) この不可解さがこの映画の魅力の一つでもある。 そして音楽、映像、どこをとっても印象に残らずにはいられない。 映画全体が芸術作品のようにも思えてきます。 このシリーズは続編として「2010」「2061」「3001」が出ています。 「2010」は映画化されています。この映画も大好きです。「2001」よりはわかりやすいかと思います。 「3001」以外は小説も読みましたが、実は「3001」が2001年に出版されていたことを、今の今まで知らなかった!!(年号だらけでややこしいな) そんなわけでこの日記を書こうと思った次第。 さて今夜はバックドラフト(3回目)を観て寝ようと思います…(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.09.04 00:35:33
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