|
カテゴリ:リスクマネジメント
リスクマネジメント、ほぼ素人ではありますが、基本の基ということで
書いてみます。 事後の検証過程で、追求されるのは 1.予見可能性 2.回避可能性 です。例えば、今回のコロナ禍であれば、1.予見可能性 これはかなり 高かったのではないか?SARS、MERS、エボラ出血熱、新型インフルエンザ、 といったウィルスによる感染症のヒヤリハット事例は数年レベルで起こっていた。 にもかかわらず、2.回避可能性の追求はとても甘く、危機のシナリオなし、 なすすべ無し、時間稼ぎでお茶を濁している、というのが現状明らかになってしまった。自然災害に対し、国土強靭化などといっていたけれど、その中に医療強靭化は含まれておらず、むしろ、医療費の無駄を減らすといって、それがまるで素晴らしいことであることのように言われ、現場をどんどん削って脆弱化させていった。 そのツケを今払わされているのではないか。 さて、ここから私達は何を学ぶのでしょうか? 兵法の身を常の身とすること肝要なり と記したのは宮本武蔵か。 達人は考えることが違うな。 次に起こると予想されているのは、食糧危機、らしいんだけど、 これも、グローバリズムの名のもとに、日本農業をどんどん脆弱化させて いった。さて、今年の米は大丈夫なのかね?作り手は?1993年の大凶作では タイ米を急遽大量輸入でしのいだが。備蓄してるから大丈夫?でも大半を輸入に 頼っている小麦や大豆は、大丈夫?これらは、もうすでに予見可能性がある 現実味を帯びた話だ。回避策考えているのだろうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.04.21 05:54:13
[リスクマネジメント] カテゴリの最新記事
|