ё☆ё　りり　ё☆ё

これは・・・
とある会社に入社した
美人パートのお姉さんは見た！物語である。

尚、この会社は存在しない架空会社です。
フィクションである。よろしく。


第５話は、こちら





ろろは、毎日会社に行くのが
憂鬱だった。

それは、意地悪な営業事務のスミダ（第３話参照）が
大きく影響していた。

目に見えるような意地悪は無くなったが
それでも仕事となると、関わらなければならないことも
当然出て来る。


大人同士なんだから。
と、割り切っているろろに対し、
あくまでも、イヤな人、事、物に対しては
敵意むき出しのスミダ。
それは、お客さんに対してもそうだった。


かかってきた電話を、叩きつけるように切る。
気に入った（顔見知りの）お客さんだと長電話。
営業マンに対しても、見積もりを依頼されても
自分でやってください。と、仕事放棄。

などなど、目に余る行動をしていた。


山本部長も注意するが、
そんなんで言う事を聞くスミダではなかった。




と、
だんだんと、自分の首を絞めていくこととなる。
営業マンが営業事務に仕事を頼まなくなったのだ。
（どうせ頼んでもやってくれないから。）
そしてスミダの味方は、誰もいない状態に。



逆に、営業マンから、もっと使える営業事務を雇ってくれと
吉田社長に訴えるようになった。



吉田社長が下した決断は・・・
業績悪化の理由から
スミダのリストラ。



こうして、スミダは姿を消した。


ろろ、パラダイスの幕開けであった。



会社は
新しい営業事務を募集した。




そこで採用されたのが、
下高（したたか）ちゃんであった。


元気いっぱい。愛想の良い下高ちゃんは
スミダとは正反対で、とても営業マンに人気があった。
仕事もじゃんじゃん頼まれていた。



下高ちゃんがこの物語で活躍するのは
もうちょっと後になってから。

なので、
今は他の人にもスポットを当てよう。




意地悪なスミダに負けず劣らず
意地悪な経理の女子がいた。


この人、最後はスミダと大きくやりあっていた。
（ろろをいじめた時にはタッグを組んでいたのに
　スミダ形勢不利になると寝返り、ろろのほうについたが、
　ろろは付かず、離れずの位置をキープしていた）

経理女子がスミダよりも先に退職し、
新しい経理が不在のまま新年を迎えた。

スミダがリストラにあったのも年末だったので

新年から来た下高ちゃん。
そして、もう１人。


見知らぬ女性がロッカーにいた。

誰だ？？？


誰も何も知らなかったが
吉田社長がどこかから連れてきた
新しい経理の荒間（あれま！）だった。


荒間は、とんでもなかった。



制服に着替えた後、
ストッキングを履くのだが、
自分の席で履く。
生着替え？である。



また、
伝線してしまったストッキングをロッカーに脱ぎ捨てたまま。
しかも、一度や二度ではない。


後からロッカーに入った人はびっくり。


トイレでは、流れていない事もあったり


とにかく、だらしない。
あれま！！！という事が続出だった。



雑巾と、台布巾を一緒のバケツで洗っていたり
とにかく、常識を知らない？？荒間に、
潔癖な先輩は、ブチ切れていた。



荒間のだらしないところは
これだけではなかった。





とにかく、お酒が好きな荒間は、
飲み会に毎度参加。
（下高ちゃんも、酒好き。毎度参加）


そして、
荒間は失態を侵すのである。


記憶をなくす。
だけならまだしも。


リバース、失禁、帰れない。
道端に寝転がる。
しかも、短い服を着ていたので
パンツ丸出し。
背中丸見え。

店のトイレから出てこられないのだ。
髪にはリバースされた汚物がこびりつき。

失禁しているから
Ｇパンはビショビショ。



と、
こんなに大失態をしているのに
翌日は、シレッと会社に来る。


一度、そんな失敗をしたら懲りるはずなのに・・・




こんな失態を何度繰り返しただろうか。



こんな失態を繰り返しているのに男子も何故誘うのだろうか・・・





ある日。

山本ではない、違う部長が荒間をタクシーで送って帰ったことがあった。




翌日

とあるホテルから、
代表電話にその部長が財布を忘れています。
との電話がかかってきてしまった。


荒間、ホテルに連れ込まれちまった事件発覚。



とまあ、
破天荒な荒間。
色気はかなりあった。

男子がデレッとしちゃうのもわからなくもないが
それでも・・・。

ろろは不思議に思っていた。
失禁、ゲロゲロ女子をホテルに連れ込む部長も部長だ。





つづく。



さて
次回もまだまだいるぞ、主役級の社員。