ё☆ё　りり　ё☆ё

これは・・・
とある会社に入社した
美人パートのお姉さんは見た！物語である。

尚、この会社は存在しない架空会社です。
フィクションである。よろしく。


第７話は、こちら



山本営業部長と、大阪の営業ちゃんが
よろしくやっている頃
遠藤君も加わり、トライアングルな関係でしたが
これもそうそう長く続いたわけではございませんでした。



会社の業績悪化に伴い、
商品を仕入れられなくなってきたのです。
海外からの輸入品も多く、支払いが遅延するようになりました。
従業員の給与でさえ遅れているのだから。



当然、辞めていく社員も増えてきて。
その中に大阪営業ちゃんも含まれておりました。



この会社に見切りをつけ、
男どもにも見切りをつけ
さっさと消えた営業ちゃん。

山本部長もしょんぼり気味。
遠藤君は山本部長と衝突し、もう耐えられない！！と
会社を辞めることになりました。


大阪営業ちゃんの後を追うように退職していきました。

それから数年後、遠藤が結婚したと聞きました。

お相手は、ろろのご近所奥さんの妹。
妹さんは、二股は知らなかったのかもしれませんね。




さて、
話しを戻して。

この頃、とんでもない事件が起きました。


いよいよ、
ろろの会社も危ないだろうと囁かれたころ、
株主のおっさんが乗り込んできました。
紙切れ同然の株を売りつけたかったようです。

吉田社長だって、小泉にまんまと騙されて
株券を掴まされた一人ですから、
株主のおっさんと同じ気持ちではあるでしょうが
売りつけようとしたって買えるだけの財源が会社にはございません。

連日、いざこざがあり、
すったもんだすったもんだ
もみもみが続いたわけですが
ある日、荒間さんを食っちまったラブホに財布忘れた部長が
株主おっさんの車に乗せられて
どこぞやに連れて行かれちまいました。

その日は戻ってこられませんでした。


人質？？？


吉田社長にどんな要求を出したのかは
パートのろろにはわかるはずもございませんが、
とにかく、ラブホに財布忘れた部長は栃木県まで連れて行かれてしまったそうな。


自力で脱出？たんだがなんだか
数日後には会社に来ていたので生き延びてました。

警察に届けていないので
誘拐事件にはなっていませんが、
抵抗する、ラブホに財布忘れた部長を白昼堂々と連れ去る姿を
ろろは見ていました。
その後は、社内騒然。仕事にならず大変でしたがね。



さて
そんな、ろろの身にも危険が及んできました。


害虫　じゃない　外注委託契約を開始し
当時５０歳くらい？？の小柄な男性が（ピノキオに似ている）
ろろに迫ってきました。


最初は、ろろと同じ車種の車に乗っているってことで
話しも花が咲き、いつもニコニコと会話していたのですが
ある日、突然食事に誘われました。
二人きりで行こうと。

もちろん、ろろには夫や子供がいる。
それも知ってのお誘いでした。

不倫は山本部長くらいだろうと思っていたろろにとって
あり得ない話しでした。


丁重にお断りをしておりましたが
ピノキオは諦めません。
ならば、お昼ご飯を奢らせてと。


いや
ひとつ誘いに乗れば
ズルズルと行くのがイヤだったろろは
お弁当持ちなのですみませんとお断りしていました。
ピノキオは、結構粘っていましたね。
物好きな人もたまにはいらっしゃるようです。




ピノキオの攻撃が止んだのは、
やはり業績悪化による委託契約の解除からでした。
もうこの会社に来ることもなくなったのです。




ああ、
いよいよか。


もう危ないな。
同業者からも、ヤバそうだぞという噂が立ち込め始めました。



そんなある日。

ろろの会社に１台のベンツが
しかも運転手付きのベンツが
度々、やってくるようになったのです。


偉そうな風貌の　江路さんという方でした。





つづく



次回、
江路会長誕生
今度こそ、優秀営業マンだと思っていた中村の実態が！！！
をお届けいたします。
お楽しみに。