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2011年07月04日
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これは・・・
とある会社に入社した
美人パートのお姉さんは見た!物語である。

尚、この会社は存在しない架空会社です。
フィクションである。よろしく。


第11話は、こちら




ある日。
ろろの会社に自動販売機が入った。
福利厚生の一環だとかで、導入されたが、
その値段は、とんでもなかった。

某有名メーカーのものだったが
市販で売っている通常の150円のものが10円で買えた。
さすがに、ウーロン茶など主力の商品は倍の値段はしたが
それでも20円だった。


当然、飛ぶように売れる。
すぐに売り切れになっていた。





自動販売機が導入されたのは、
工場の方も同じだった。



工場・・・。



こちらも都内にあり、
前社長の吉田が別会社で使っていた場所を提供し、
別会社は隣りで営業していたので
いわば、吉田は社長を降ろされても
この会社とは切れないものがあったのだ。

広さ的に、他で借りるのも面倒だった??
いや、ISOの登録をしていたし申請しなおすと
お金がかかるので引越しできないでいたのが事実だろう。


ここに月々50万の家賃を払っていたのを
後でろろは耳にする。
吉田の懐に入るようになっていたわけだが、
この金額は、そこら辺の相場からいってもいくらなんでも!!!な金額である。



まあ
そんな感じで工場は、従業員が10名くらいパートが10名くらいいた。

連携プレイがなっていなくて、
サボれるならサボるぞ なパートが目白押しの
とんでもない工場だった。

統一がとれず、
工場の部長がパートに仕事を頼んでも
どうして私がやらなきゃいけないのよぉぉぉぉ
正社員にやらせてよねぇ。

と、口答えする女がいた。
名前を須牌(スパイ)さんという。


須牌は、普段はネットを観ていたり、
ゲームをしていたり
誰かが通ると、サッとかくしていたり。
本当に仕事をしない奴だった。


彼女は、この会社にいるうちにバツイチになったのだが、
あたりかまわず手を付ける いや付けられる??
これまた色気を全面に押し出したパッパラパー。


しかし抜け目がないというか
うまいというか


江路に近付いていき、
メル友と云う名のスパイをしていた。


工場の情報を逐一、江路にメールしていたのである。
誰々がこんな事を言っていた、
誰々がこんな事をした



だから、
彼女は仕事をしていなくても
違う意味の仕事をしていたので
クビにはならないし


離婚成立した後は、
なんと、正社員にまでなってしまったのだ。


やってられないのが、
マジメに働いていた、須牌と同期入社のパート従業員
多摩内(たまんない)さん。


なんであいつが・・・
そんな思いがあったし、須牌の実態を
いや、工場の実態を電話でろろに伝えていた。



ちゃんと仕事をしていたのは、
一部の正社員と、多摩内さんくらいだろう。




ろろの部署にいた先輩が工場に転勤になり、
そのひどいありさまを目の当たりにし、
本社に帰りたい・・・と泣き言を言ったくらいである。

社歴も、正社員という立場も先輩のが上であるが
それをもってしても、
工場の人達を仕事させるのは難しいものだったらしい。




須牌が正社員になってから数ヶ月。


まるで仕事もしないのに
昇級の話しが出た。


誰もが耳を疑う昇級。


仕事ができないやつに、主任に昇級させたのである。
その中には、本社の薄野路もいた。



ろろも上司も唖然。

なんで、薄野路が?????


月々の給料は一気に5万アップしたらしい。


というのも、
須牌がスパイらしからぬ
おバカというか口が軽いというか。
うれしいこと、自慢なことは、言いふらしてしまうから
なんでもバレバレになってしまうのである。



主任になった須牌さんにお願いして
この仕事は、そちらでやってもらえますか?


その頃、工場でやるべき仕事をろろは、かなり担っていたので
工場部長に話しを通し、引継ぎ手引きをしっかり作成し
誰がみてもわかるようにして渡した。



それを持ち帰った部長が、須牌に渡したら
案の定。

なんで私がやらなきゃいけないのよぉぉぉぉぉ



と付き返し、
ろろにやらせてりゃいいのよ!!!
と言っていたとかなんとか。


結局、工場での仕事なので
こっちでやらないとダメだろ・・・の結論に

部長は、誰かの机の上にポンと置き
それがまた誰かの机に行き


ろろが作った引継ぎ書は、たらいまわしになっていた。
そして最後には部長の机の書類の山に埋もれた。




これが約1年間。
見て見ないふりをしていたらしい。


これが工場の実態。




どうしてもやらなければならなくなったのが
ISO審査の時。
今までの帳尻あわせをしないといけない。
それには、ろろが手渡した資料を完成させていないと無理だった。




無い。
どこにも無いのである。


捨てられたか?

これが工場の実態。



ちゃんと誰がやるのか決まるまで心配だったろろは、原本を持っていて
コピーと手順書を渡していたので、
事なきを得た。

というか、一年間の空白の部分は工場の責任だから
そこは遡って、仕事してもらいましたが。




まあこうして、
チャランポランな奴が多い工場も
なんだかんだと稼動していた。







つづく



次回は、
とんでもない営業所のお話♪







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最終更新日  2011年07月04日 23時48分59秒
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