フランセ本店最近パン探究に熱が入っているのは自覚しているが、噂や本に踊らされる より実際に自分で確かめてみたい。パンの道はまだまだ続く。 実は我家のご近所にそのお店はあった。反町交差点近くにあるフランセだ。 フランセと言えば洋菓子というイメージが強かったので「片手間に作って いるんじゃないの??」という勝手な思い込みで特に行こうと思う事は 無かった。 夕方17時前に行く。店構えはイギリスのチェダー式っぽい感じで、良い感じ。 だが、店内に足を踏み入れると何だか薄暗く、店員が多くいる割には特に 「いらっしゃいませ」の声も無いからまるで活気が感じられない。 パンのコーナーは奥の一角に押しやられているような雰囲気だが、客は そこに集中している。というか、パンの所にしか客はいない。 種類はメジャーどころから名前も形も変わったものまで割と揃っている。 値段は180円前後といったところで、少々高め。パンの大きさは大きい方だと 思った。種類は多い方だが、それぞれの焼き上げ量が少ないようだ。フランス パンの生地を使ったものが充実している。 バゲット(バタールかもしれない)、カレンズ入りのチーズパン、同じ 大きさのフランスパンの生地で作ったチーズ入りのパン等々フランスパンの 生地を使ったものは魅力的なものが多い。チーズもクリームチーズが入って いて、しかもドッサリと入っていて美味しい。 特に良かったのは小さめのフランスパンに蜂蜜と何かが塗ってあるハニー& バターというのがとにかくバカウマ!!!パン生地がもうメッチャ 旨い。フランスパン生地と言ってもここの店のは何種類もフィリングによって 使い分けているようだ。 他にもナッツを砕いてクリームとヌガーの間位の柔らかさのフィリングが 包まれているパン(名前は忘れた)。文句無しにウマイ!さすがケーキで 有名な店だけあるといった味。 バゲットの入っていた袋の側面に書いてあったが、何とこのフランセは ジャン・ミエ(フランスの洋菓子界の巨匠だ)と技術提携しているとある。 何てこった!美味しいはずだ。 ただ、主だったパンの焼き上げ時間の表を見ると大体13:30位が最終の ようなので私のように夕方頃行くのは良くないと思われる。 注意点は店員の態度が非常に猛烈に感じ悪いのであらかじめ心して 行くべし(特に年輩の女性、責任者と思われる)。事前に判っていれば腹も それ程立たないかもしれない。よって「手提げ袋を二つに分けて下さい」など 向こうにとって面倒な事をお願いするともうこんな店二度と来るか!!! と思わせる対応に遭遇するかもしれない。私はうっかりと「ポイントカードを 作って下さい」とお願いしてしまい、大変な目に遭った。 これだけ我慢すれば美味しいパンが食べられる。 |