ちょっと鎌倉読売新聞の日曜版(あたしンちが載ってるやつ)を起き抜けに見た私は今回の特集、 「江ノ島駅」のかきやさんのシラス丼に心を奪われてしまった。しばらく後に起きてきた 旦那にアピールすると朝食を抜いてすぐに出かける事になった。 GW明けだからか道路はガラガラ。途中渋滞の名所の「原宿」も若干混んだだけであっと いう間に鎌倉へ。 かなり細い道路の真ん中を江の電が通り、車はアリの子を散らした様に脇へ避ける。 ヨーロッパでは割と見慣れた光景だが、日本ではちょっと新鮮。 目指す「かきやさん」は小さいながらも駐車場もキチンと完備してある。お昼前だった ので先客は1組だけ。メニューを見るとシラス三昧なるセットメニューも二つばかり あった。セットメニューだと生シラスが食べられるので注文すると「今日はまだ船が帰って 来ないので生シラスが無い」と言うので涙をのんで、私はしらす丼にした。 しらす丼は単品とは言ってもお味噌汁、お新香、煮物がついてくる。ご飯の量もドカンと いい具合だ。そのご飯の上に刻み海苔→錦糸卵→紫蘇→大根おろし→山盛り釜揚げシラス。 「少し醤油をかけて食べて下さい」とのアドバイス通り大根おろしに醤油を垂らし食べる。 美味しいねぇ。 程なくして旦那の頼んだセットメニュー「静御前」到着。シラスそば+シラスかき揚げ丼 +煮物(本来は生シラス)+シラスの酢の物+お新香+味噌汁。シラスそばが美味しい、 新そばを取り寄せているようだ。シラスのかき揚げというのもまた非常に美味しい。 帰り際に「生シラスはどれ位に来れば食べられるのか」と尋ねると船が帰って来れば 朝だろうが食べられるが、帰って来なければ昼をとうに過ぎても食べられないそうだ。 そして長谷寺近くの「力餅家」さん。今の季節は餅が草餅なのだ。餅の上に餡が乗って いる小さなお餅。餅の部分がしっかりとした歯ごたえで、とても美味しい。よくありがちな 柔らかくってベタベタした餅でないのが非常によろしい。とても小さいお店で駐車場は無い ので店の前に横付けして大急ぎで買う。 そして最後は旦那の前々からの希望である「鎌倉山納豆」さんの直営店である小町店へ。 若宮大路ではなく、細い小町通にある。私は納豆はダメなので特に発言もせず時の過ぎる のを待つ。スーパーでも鎌倉山納豆は手に入るが、直営店だとやはり品揃えも見た事の無い 物があるようだ。 |