(この記事は後日回想して書いてます。このカテゴリの日記のみをお読みになりたい方は、この記事のタイトルをクリックする→新たな画面の左オビの中に「カテゴリ」という欄があって「あきP VS 川崎病」というところをクリックしてお読みください。尚、現在回想録はまだ完成していません。折を見て少しずつ完成させていきます。)
入院4日目。
抗生剤投与4日目も空しく熱下がらず。 ぐったり涙目な人↓
で、実は入院2か3日目あたりから目が薄ピンクに充血してました。
入院の日はずっと泣き通しだったので声も枯れちゃってて、
だからそのせいかと思っていたのですが。
汗も、熱のせいで毎日びっしょりだったので、背中の赤いブツブツも汗疹だと思ってました。
しかしこの日、
背中のブツブツ(さわってもデコボコはしてない、紅斑ていうのかな)が連なって、背中全体が赤い感じになってきたのと同時に
首の下の胸あたりがまるで赤いドットのスタイをしたかのように紅斑が広がったのでした。
白目はほんのりピンク。
38度以上の熱が5日以上続いてる。
先生曰く手の指の爪の付け根辺りが腫れて、皮が張り詰めてテカテカしているように
見えなくも無い。
ということで、ここで初めて「川崎病」の名前が出てきたのでした。
「川崎病」自体は熱が出て、ほっといてもしばらくしたら熱が下がるだけの病気
と昔は思われていたようですし実際そうなんだけど、
全身の血管が炎症を起こすという病気なので早く炎症を抑えて熱を下げてやらないと
心臓の冠動脈に瘤が出来たり脈が太くなったりして将来心不全になっちゃうこともあるという
後遺症が怖い病気なのです。
(詳しくはこちら)
心臓のエコーとか見てもあきPには異常が見当たらなかったためその時点では「川崎病」と断定はされなかったのですが他に見当たる病気があまり考えられないらしいこと、
川崎病の治療(というか後遺症を残さないために使われる)に使われる「ガンマグロブリン」という薬の投与条件7項目のうち4項目当てはまれば投与しよう!と言われている中で
あきPは7項目全部に当てはまるということ、
以上2点から、あきPはこの日の夜からこのガンマグロブリンを投与されることになったのでした。
川崎病かなーどうかなー と言いながら治療が遅くなって冠動脈瘤が出来るよりも
川崎病だろう!ということで早期に治療していくほうがいい、ということで。
瘤が出来てしまってからではこの薬を投与しても意味が無いそうなので。
ただしこのガンマグロブリンという薬は血液製剤なので
将来、実は新しい病気が発見されてそれが血液製剤からうつりました、
という危険性がゼロではないし、
とてもゆっくり(15ml/h)入れていくけど拒絶反応が出るという可能性もあるし、
「グロブリン入れるぜ、万々歳!!!」とはいかないのです。
しかももしこれが効いたからと言ってだから川崎病でしたというわけではないし
万が一これが効かなかったら効かなかったでじゃぁ何の病気?!ということになる。
この日の夜は夫ボコが付き添いのお泊りで私は家に帰って寝たのですが
なかなか気が気じゃなくて寝付けませんでした。
ちなみにあきPは、部屋が暑かったせいでギャン泣きして9~12時まで泣き通しで寝ず
ボコはいっぱいいっぱいになっていた、と後で看護士さんに聞きました(^^;)
・・・あきP、日ごろ夜泣きとかないから余計に焦る、というか、
泣いた時の対処法を親が慣れてないんだよね・・・
そんなこんなで入院4日目の夜は更けていったのでした。。。