2011/03/28(月)18:31
情けなか~
今日はお休みだったので、朝から献血に行こうと決めていました。
僕に出来る唯一の善行です。
いつもは職場に来る献血バスで400ミリリットルの献血をしているのですが、先日バスが来た時には仕事が忙しくて献血出来なかったわけです。
それで、今日は献血センターに行こうと思っていたわけです。
勇躍献血センターに乗り込んだ私
体調も万全での献血です。
ふっふっふ…
今日は万全の体調ゆえ、600でも800でも取ってもらおうじゃないか。
勿論、献血は400までですが。
受付に行くと、ただいまAB型の成分献血が非常に不足しています。
普通の400よりも身体に優しい献血ですと説明を受けた。
ふむふむ、普通よりも優しいんなら当然OKじゃん。
軽いのりでいいですよと返事をした。
ところが、初めての成分献血の場合、心電図も取らせていただきます、と言う。
ま、別にいっかと思って心電図を受け、問題無しとの事で献血台へ…
成分献血は10分間血液を抜き取り、5分間成分だけを取り出した血液を身体に戻すという作業を4ターンほど行うと言う。
遂に献血針が腕の血管に打ち込まれる。
献血針は普通の検査用の針よりもぶっとい(痛)
プスッ!
挿した瞬間!
ピュッ!!!!!!
なななんと!
血が辺りに飛び散った!
ひぇぇぇ!
とは思ったが、看護士さんはあわてず普通に針を挿し込む。
そして、さっさと血を拭き取った。
問題はここからだ。
1ターンめ。
順調に血が抜かれている。
10分がたち、血液が戻されはじめた。
そうすると…
なんだか喉が冷たく感じてきた。
何なんだこの感覚は?
2ターンめ。
また血液は抜き取られはじめた。
喉の感覚は普通に戻った。
ところが、2ターンめの抜き取りが終了して血液が戻り始めると、また喉が冷たく感じはじめた。
そして、3ターンめが始まる前になると吐き気が…
あかんわ~と思った私はちょっと吐き気がするんですがと訴えた。
看護士さんは、え?本当ですか、じゃここで中止しますねと言った。
はぁ…
まさかこんな事になるとは…
暫くの間ベッドで横にならされ、リンゴジュースを飲まされた。
色々説明を受けたところ、血液を戻す時に血液が固まらないように、薬液が微量に入れられてるとの事。
この薬液に過敏に反応してしまう人がまれにいるそうで、私がそのまれな人だったのです。
結局献血は失敗。
迷惑になってしまった。
ただ、今回に事で成分献血が出来ない体質であることはわかった。
次からは成分献血は絶対しません、と看護士さんに告げて献血台を下りた。
それから1時間半ほど待合室で休んでから帰路についた。
初めての成分献血をされようと言う方。
お気をつけあそばせ。
PS
帰ろうとしたときに今回の地震のための募金箱を見つけたので、献血が失敗に終わっただけに少しでも募金しようとお財布の小銭を全部箱に入れたのですが、何とよく見ると箱の中には小さく折り曲げられた諭吉さんが…
血を採らせた挙句に諭吉さんを寄付するなんて…
絶句!
なんてでっかい人がいるんだろう?
小銭だけしか入れられない自分はやっぱり小銭だなとうなだれて献血センターを後にしたのである。
ああ、ゲッソリ…