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カテゴリ:中小企業の生きる道
先日スマートフォンのラインに登録している友達の数が1000人を突破しました。
スマホの電話帳に登録しているのは約2000人ですから、半数の方とラインで繋がっている事になります。 友達といっても、多くはビジネス関連(トランクルーム、音楽スタジオ、卓球場、自習室、不動産業)です。 つまりビジネスでのやり取りを主にラインでやっているのです。 ある程度公私混同になってしまうのも仕方の無いことですが、そこは上手に工夫して振り分けています。 その中でも、音楽スタジオの「予約」が最もラインが効果を発揮しています。 例えば「田中さん」という大阪では最もポピュラーな名字は、私のラインにスタジオ会員含めて30人くらい登録されていますが、「どこの誰なのか?」が一発で分かる「ある工夫」をしています。 これもノウハウと言えば、小さなノウハウかも知れません。 ラインか電話が掛かってきても、一瞬(10秒くらい)考えたり質問したりする時間が短縮(省略)されますから・・・ この「迷わない時間」の積み重ねは、トータルにすると相当大きいと思いますよ・・・TIME IS MONEYですから。 音楽スタジオは「会員制の予約制」ですので、会員さんからの予約をラインで受付けているのです。 「会員制の予約制」は不動産仲介以外のトランクルームや音楽スタジオ、卓球場や自習室でも共通しています。 「会員制の予約制」は、元々キャンセルは殆どありませんが、あってもキャンセル料金を頂けますのでロスがないのです。 最近何かと問題になっている飲食店の無断キャンセル問題(キャンセル料が取れない)に比べると、優れたビジネスシステムだと思います。 織物業で言うと「手張り(糸買い布売り)」より、弊社が長らくやっていた「賃織り(委託生産)」みたいなものです。 スタジオ会員数も1000人近くなりましたので、物理的にいちいちリアルに電話で受付けていたら時間がいくらあっても足りません。 Eメールだと、いちいちパソコンを開く時間も掛かりますし、ラインだとスマホを直ぐに開けますし、返事はあとですればイイ訳です。 ラインのメリットは即時対応が可能なのと証拠も残りますし、写真や動画も簡単に送れるところです。 例えば、中学生や高校1年生はまだPA機器に詳しくないので、ミキサーの使い方を予め動画で取ってLINEで送るとよく分かってもらえます(私がいちいちスタジオに行って説明する必要が無いように)。 ライングループも6つに入って、公私共よく使っています。 更にスマートフォンではライン以外のSNSで、フェイスブック(個人、トランクルーム、不動産、スタジオ、卓球場、自習室、空手)7つ、ツイッター(スタジオ、卓球場、自習室、トランクルーム)4つ、インスタグラム1つの合計12のアカウントを作って駆使しています。 とりわけ個人のフェイスブックの友達が1300人、スタジオのツイッターに至ってはフォロー4000人、フォロワー1300人と・・・どんだけ仕事で使い倒してまんねん?という感じです(笑)。 零細企業経営者にとって、便利な無料の仕事ツールが誕生した事によってどれだけ助かっている事か・・・(涙)。 もちろんこれらSNS以外でも、各ホームページとこの個人の楽天ブログ(無料)もありますから、互いにリンクさせることによるシナジー効果は計り知れません。 ラインが無かった10年前は1人でトランクルームと不動産屋くらいしか出来ませんでしたが、ラインを使えるようになってから事務員を雇わなくても、「エンドユーザー直」の音楽スタジオと卓球場と自習室と可能性が広がったのでしょう。 来年「Bスタジオ」を増設して会員数が2000人を超えても、ラインがあれば「チョット忙しくなったかな?」という程度で何の問題も無いでしょう・・・(笑)。 とにかく朝から深夜まで私のスマホは、ピーピー鳴り続けていますが・・・(笑)。 総じて新規のお客さん(オファー)は電話で受け、既存のお客さんはライン・・・これで5つのビジネスを1人でこなしているのです。 という事で、B to Bの織物時代の前半は数人と、後半はせいぜい30人くらいの担当者との電話でのやり取りで済みましたが、使う神経の度合いが違います。 限られた取引先でしたので、横を向かれたら命取りでしたから、注文を取るのも必死です。 数ある同業者の中から弊社を「選んでもらう」のに必死で、「取りこぼし」が出来ない訳です。 相手の取引条件に合わすために、1円2円の攻防で神経をすり減らしてきたのです・・・ ところが今の5つのB to Cビジネスは取引先が分散して(会員が沢山いて)、全く逆の立場で神経を使う度合いが激減しました。 こちらが提示した取引条件に合わなければ、「去る者追わず」でこちらからお客さんに合わす事はありません。 本音を言えば、高品質低価格(お値段以上)に自信を持っており、いちいちネゴする時間が勿体ないのです。 逆に、「やっぱり御社がイイです」と一度去ったお客さんが帰ってきたら「来る者拒まず」のウエルカムの大歓迎です。 これが転業して「一極集中」から「危機分散化」した大きな大きなメリットだったのです・・・(涙)。 そしてよく海外旅行に行きますが、滞在先でもスマホやノートパソコンで仕事をしています。 これがいちいち国際電話していると、目が飛び出るような高い料金が掛かってきます。 セキュリティの問題で仕事のラインやEメールはモバイルWiFiを持参すれば解決しますし、あちこち出歩くときや現地の公共バスに乗るときもモバイルWiFiは重宝しますし、それ以外は海外の充実した市中のフリーWiFiを利用すれば事足ります。 世界のIT進化のお陰で、工夫次第でコストが安くつく素晴らしい時代になりました・・・(涙)。 ただ海外との時差がありますので、夜中に日本から掛かってきた転送電話の「お忙しいところ申し訳ありません。投資にご興味ありませんか?」という勧誘電話には閉口しますが・・・(笑)。 にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.09.15 06:44:41
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