2018/12/20(木)06:47
「貝塚卓球場センター」を生み出した逆転の発想は?
一般的な卓球場は広い公共体育館や公民館の中にあり、弊社「貝塚卓球センター(貝塚市名越661 072-446-0798 トランクルーム貝塚”別館”1階)」のような民間卓球場は少数派です。
そういう現状からして、そもそも日本で卓球場を始めようかという発想そのものが、普通は無いでしょう・・・
ましてや、私は卓球に関して素人です・・・(笑)。
では何故、卓球場をやろうなんて思い付いたのか・・・?
一般的にトランクルームの部屋というのは、広さが1~2畳の小さいのが殆どです。
コインロッカーみたいなt小さなスペースも、トランクルームと称してる業者もおられます。
弊社「貝塚卓球場センター」はトランクルーム貝塚「別館」1階にありますが、元々トランクルームの部屋で広さは11畳です。
11畳なんていう広い部屋はトランクルーム業界で殆どありません。
世の中にあるトランクルームの広さで大きいのは、せいぜい、7,8畳止まりですねェ・・・
9年前のリーマンショックの頃は、会社や事務所の閉店や縮小で、大きなオフィス家具(机、椅子、書棚)の保管需要があって、他社に殆ど無かった弊社の大きな部屋も大人気だったのですが、最近は空き気味だったのです・・・
11畳の部屋を床をテープで4つに区切ってそれぞれ貸したり、アレコレ知恵を絞っていたのですが、ついに借り手が居なくなってずっと悩んでいたのです・・・
その時フッと、前年にスタジオのお客さんが言った言葉を思い出したのです・・・
「音楽スタジオに卓球台を置いて下さい・・・」と。
その人はミュージシャンでありながら毎日卓球を楽しんでいる方で、体育館の卓球の予約を取るのに苦労しているという事でした。
その時はスタジオオープン半年くらいで、集客に一生懸命なっている時でしたので、当然スルーしました。
しかし、妙に頭に引っかかっていたのです・・・
それが、フッと1年ぶりに蘇った?のです。
なんとも、不思議ですねェ・・・
私がゼロから考えたのでは無く、お客さんからのヒントです。
ビジネスって、そんなモノだと思います。
なかなか1人で生み出せるモノでは無いと思います。
トランクルームの部屋に卓球台を置くなんて言う発想は、とてもあり得ませんでした。
卓球場は広いスペースでするものだというイメージで、「個室」の卓球場なんていう発想はあり得なかったのです。
しかし、その前にトランクルームの中に音楽スタジオを作っている訳ですから、その「延長線上」に卓球場がスッと浮かびそうなものですが、現実的にはそこで発想が止まっていたのです。
人間の頭脳って、同じ楽な仕事の繰り返しだけとか、いつも同じような人間としか付き合わないとか・・・自然のまま(努力しない怠け者)ではナカナカ発想が広がりませんし、奇抜なアイデアを生み出せるはずもありません。
イヤ、そのままだと年齢を重ねるのとは反比例して、脳は萎縮していくかも。
外からの刺激を受けて初めて「活性化」するものでしょうか・・・?
その「刺激」と言うのは、他人との交流であったり、本を読んだり、新たなスポーツにトライしたり、発音も文法も全く違う外国語を勉強したり、年が20歳以上違う異性と喋ったり、2,3週間何処か?に行って何も考えずボーっとしたり(脳と身体をリセットし休息させる)、右脳派人間は意識して左脳を使ったり(逆も)、クラシック1本だったのにロックを聴いたり、旅行に行って異文化の感じたり、右利きの人が左手で箸(マウス)を持ったりボールを投げたり打ったり、全く違った副業をしたり、理系の人が文系の勉強したり(逆も)、営業マンが経理を勉強するとか、経理マンが営業をするとか、ブログやSNSで自分の意見を発信して世間の反応を見るとか・・・大したモノではく、チョットした経験の積み重ねで「蓄積」していくのでしょうか・・・
チョットだけ自分の「枠(間口)」を広げる、ずっと自分の脳ミソにチョットだけプレッシャーを与え続ける・・・そんなイメージでしょうか。
ウインドサーフィンのボードのインレイルにプレッシャーを与え続けなければボードがラフしてしまう(失敗する)・・・というジャイブのイメージです。
ある意味これは、長年キャリアを積んできた我々シニアだからこそ出来る「アレンジ」かも知れませんねェ・・・
ITの技術や経験では若者には負けますが、こういったシニアならではのアレンジがまだビジネスで通用している間は、私の賞味期限がまだ少し残っているという事か・・・(笑)。
現在62歳ですので20歳年下の40歳の若者と同じビジネスの土俵で戦っている訳ですが、これが10年経つと72歳になる訳で、となると30歳年下の若者と戦うことになります・・・
自分が年をとっても、主力のビジネスの対戦相手の年齢は40歳と変わりません。
この辺がツライところです。
年とっても現役でビジネスの第一戦線で戦うという事はカッコいいようで、実はシニアにとって辛い戦いなのです・・・
自分の年齢をゴマ化すために、空手やウインドサーフィンを続けて体力と気力の維持に勤しみ、音楽スタジオ経営と称してドラムを叩いてストレス発散し、海外旅行に行って心身ともリセットさせ、明日の戦いに備えているのです・・・(笑)。
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