トランクルーム貝塚のオヤジ奮戦記

2019/02/06(水)05:43

「モバイルフレンドリー化」の知られざる裏技(ニッチマーケット)

IT(84)

昨今のWEBサイト(ホームページ)はモバイルフレンドリー化(スマートフォン対応)していないと、検索順位の低下などの無視できない影響がでてきます。 つまり一般的にWEBサイトを制作するときは「SEO対策」を考えて、PC用とスマートフォン用の2つのサイトを作らなければならないのです。 ※SEOとは、”Search Engine Optimization” の略であり、検索エンジン最適化を意味する言葉で、検索結果でWebサイトがより多く露出されるために行う一連の取り組みのことを”SEO対策”と呼びます。 という事は、ホームページを作るのにPC用とスマホ用と制作費(イニシャルコスト)が2倍掛かる計算です。 もちろん、HPを作った後のメンテナンスやサーバー代などのランニングコストも2倍掛かってしまいます。 大企業なら問題ありませんが、零細企業なら死活問題です。 しかし、ココにはあまり知られていない落とし穴があったのです。 大企業が参入しないニッチマーケットならそもそも競合が少ないので、PC用だけで検索上位にきます。 つまり、モバイルフレンドリー対策しなくてイイのです(スマホ用HPは不要)。 これでIT関連のコスト半額です。 故に弊社のトランクルームも音楽スタジオのWEBサイトは、未だにモバイルフレンドリー化をしていません。 ※近年「レスポンシブデザイン」と言う1つで両方を成立させるホームページが出てたようですが、制作には現行のホームページを破棄しデザインを含め全てゼロから作り直す必要があり、技術的に複雑になるため費用が高額になるようです。 まだスマートフォンが普及していない10年前に、弊社「貝塚不動産.com」で不動産専用ソフトを導入しようかと真剣に検討していた時期がありました。 賃貸版と売買版の両方を導入すると何百万円?というので諦めましたが、正解でした・・・(汗)。 導入していたら、その後のスマートフォン普及でモバイルフレンドリーに対応するために更にまた何百万円?も掛かる計算になります・・・(驚)。 知り合いの同業者に聞くと、ソフト入力に専任のスタッフが必要だと聞いて更にビックリ。 イニシャルコストだけで何百(千)万円も掛かり、更に毎月のランニングコストが何十万円も掛かる・・・(怖)。 数人以上の規模で売買仲介もやっていないと、全く採算が取れないのは自明の理でした。 普通に考えれば、大阪だけで不動産屋が1万社もある競争が激しい業界ですので、一人で経営している不動産屋がそんな高価なソフトを導入しても採算が合うはずもなかったのです。 そりゃ逆に言うと、IT業界にしてみれば大阪だけで1万社もあってIT化が遅れている不動産業界なんておいしいマーケットです。 弊社は「ある方法」で切り抜けました。 イロイロ悩み検討しているうちに、あるサイトに辿り着き、コストが掛からない「ある方法」を発見したのです。 という事で、不動産業界に限らずITの大きな波がやって来た事によって、零細企業に大きなチャンスが巡ってきたことは事実として大歓迎です。 自社の独自ドメインによるWEBサイトだけでなく、無料ブログやSNS(フェイスブック、ツイッター、インスタグラム、ライン)といった無料で宣伝できるツールが世の中に溢れていますので、零細企業経営者にとってこれを使わない手はありません。 ただ、その大きな波に乗って海千山千の関連業者も沢山できている訳で、それを見極める為に、こちらも「IT武装」しなければなりません。 「知らぬが仏」という諺があるように、どんな業界でもそんな業者がいて「仏」さんを探しまくっていますから気をつけなければなりません。 お金の掛るウマイ話には気をつけましょう。 ソコです・・・大事なところは。 にほんブログ村  にほんブログ村 にほんブログ村  大阪府 ブログランキングへ

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