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カテゴリ:ビジネスのアイデア?
弊社「トランクルーム貝塚(貝塚市名越661 072-446-0798)」の所在地は、大阪府南部の「泉州エリア(大和川以南)」に位置しています。
一般的常識や先入観では、大阪南部の地方都市では何(ビジネス)をやってもダメ・・・というイメージが強いです。 特に「名越みたいなところで、織屋は長く経営できたけど、一般客相手の商売なんて出来るはずないやろ・・・」というのは私自身も思っていました・・・(笑)。 まァ大体皆さん「大阪市や東京へ出て行かなければ仕事が無い・・・」と思われがちです。 貝塚市はその泉州エリアのちょうど真ん中あたりに位置し、北の堺市からでも南の岬町からでも車で片道30分~40分程度です。 この「片道30~40分程度」というのが大きな意味を持ちます。 弊社トランクルーム貝塚のお客さんは、その通り堺市から岬町までの広範囲から来られます。 月極駐車場(ガレージ)なら毎日利用しますので近所からしか集客出来ませんが、トランクルームは1回荷物をドカッと搬入すれば後は滅多に来ませんから(利用しません)、安全で(屋内型で)安ければ片道1時間というのは全く問題が無いのです(広範囲から集客出来る)。 トランクルーム本体だけで無く、トランクルーム館内で営んでいる音楽スタジオや卓球場や自習室までも同じように泉州エリア全体から来られます。 何故か・・・? 地図を広げると、貝塚市名越は泉州のど真ん中にあるではありませんか・・・(驚)。 泉州エリアのヘソに当たるのです。 ナルホド。 高速道路も北には湾岸高速貝塚インターがあり、南は阪和道貝塚インターがあり、ちょうど真ん中でどちらからでも10分程度です。 これが貝塚市の北部の南海貝塚駅周辺だと阪和道から遠いですし、南部の水間鉄道終点の水間駅周辺だと湾岸道路から遠すぎるのです。 高速のインターを降りて10分も走れば、地元で「水道みち」と呼ばれる道路との大きな交差点を南西に曲がって400メートルも走れば弊社の看板が見えてきます。 このように高速道路から降りても、ゴチャゴチャ曲がることも無しにスッと来れるのも集客に大いに貢献しているのです。 高速道路からのアクセスが良いという副産物に、マイナーな音楽ジャンルのバンドさんの利用が増えているというのがあります。 スタジオ会員さんの約50%は泉州エリアの高校軽音部の高校生ですが、音楽ジャンルは一般的なロックやポピュラーミュージックといったメジャーな音楽で狭いエリアでバンドが組めます(メンバーが集まります)。 ところがミュージシャンも年季が入ってくると、イロンナ音楽を興味を持ち始めるものです。 ロックからジャズ、ファンク、ブルース、R&B、オールディーズ、ラテン、スカパラ・・・ となると、狭い範囲や近隣でバンドが組めないのです。 バンドメンバーを集めるのに、例えば南の和歌山から東の河内長野市、北の豊中市、西の神戸・・・といった具合に広がってしまうのです。 ここで問題になってくるのが練習場所です。 大阪なら通常リハスタが集中しているターミナル駅の難波や梅田周辺という事になるのですが、「たまには車で便利な中間地点のスタジオ0724でも行こうや・・・」となるのです。 この「車で便利な中間地点」というのがポイントで、都会だとコインパーキングを探すのに大変ですし、楽器を背負って歩き回るのもシニアにとって辛いモノです。 そんな時に弊社スタジオを使ってもらえればイイのです。 何もしょっちゅう来てもらわなくても、たまに使ってもらえればそれで十分です・・・(笑)。 それと大阪府以外から大阪のライブハウスに出演する前日に(大阪で1泊滞在)、弊社で練習されるバンドさんも増えています。 これも高速道路で来ると分かりやすい・・・という証明でしょう。 このように車で来るのはちょうど便利がイイのですが、電車でも貝塚市をちょうど南北に走っている南海貝塚駅(難波駅から急行で30分)経由の水間鉄道名越駅(貝塚駅から7分)から徒歩4分と案外便利なのです。 スタジオはJR和泉橋本駅から徒歩20分とシニアにとって遠いですが、近くにある貝塚南高校の生徒さんから見れば「学校の近く?にスタジオが出来てヨカッタ・・・」とおっしゃっています・・・(笑)。 暑い夏でも重いギターを背負って和泉橋本駅から汗を噴き出しながら20分歩いても、彼らは平気です・・・ それと案外見逃されがちなんですが、貝塚市名越周辺は「土地の高低差が少ない」というのも、徒歩や自転車で来られるお客さんにとって助かっているのです。 泉州エリアでも、山手方面に行くと土地の高低差がある坂が多いところも多く、店舗に集客が求められるビジネスには不向きです。 売り上げが1.5兆円もあるネット販売のガリバー企業アマゾンが扱っているような物品販売は立地条件が良くても難しく、リアルな飲食店の商圏は車で片道20分以内と言われていますが、「トランクルーム」「音楽スタジオ」「卓球場」「自習室」という特殊でニッチなレンタルマーケットだったからこそ、ちょっと足を伸ばして「片道30~40分なら行こうか・・・」となるのです。 イヤイヤ、音楽スタジオなら片道1時間なら十分商圏内です。 趣味のためなら・・・少々の事でも無理をするものです。 要は貝塚市名越という場所は、阪和道や湾岸線といった高速道路から近くて分かりやすいので車でも簡単に来れて、南海本線でもJR阪和線でも来るには案外便利なところだったのです。 岸和田市や泉佐野市や熊取町の高速インターを降りてもゴチャゴチャと道が分かりにくく、和泉市だと電車だと不便ですし湾岸高速インターから遠すぎます。 地理的に同じ泉州エリアでも和歌山に近い泉南市だと和泉市や堺市からの集客は難しかったでしょうし、内陸部の和泉市なら泉南市や阪南市から集客するには遠すぎたのです。 同じ泉州エリアでも大阪市に隣接している堺市は人口も多いですし、仕事や大学への生活動線上ですので何の苦労も無く集客出来たでしょう・・・ ただ地価が高く人口が多い分ライバルも多く競争が激しいので、弊社とは「別次元の戦い」になっています。 まァ弊社が好環境というのは車で片道1時間以内の世界の大都市「大阪市(人口270万人)」と、片道40分の堺市(人口85万人)が近くに控えているという背景も大きいと思います。 そして弊社の展開している4つのレンタルビジネス(トランクルーム、音楽スタジオ、卓球場、自習室)は低料金をウリにしていますが、その最大要因は土地代が安く(固定資産税も安い)自社物件なので賃料が要らない「地主直営ビジネス」だという事だったのです(しかも無借金経営)。 大阪市内と比べてエリアによって違いますが、総じて貝塚市名越の地価は10分の1以下ですので、同じレンタルビジネスでは全く値段の勝負にはならないでしょう。 多くのレンタルビジネスは、土地代が高い都会でビルを高い賃料で借りている業者が運営しており、地主が直でビジネスをしていませんので利用料金が高くなるのは当然だったのです。 という事で、我が身を振り返って見ると案外「灯台もと暗し」で、貝塚市名越という立地条件は車や電車で来るには悪くないどころか、実は「好立地」だったのです・・・(笑)。 これを「こじつけ」と思うか思わないかは、あたな次第・・・(笑)。 もし「こじつけ」なら、弊社トランクルーム(171室)に過去13年間で長期短期含めて累計約4000人もの契約者、音楽スタジオに3年間で1100人、卓球場に1年半で約200人もの会員数が集まらなかっただろうと思いますが。 そして将来的には、具体的に話が進んでいる「泉州山手線」が近くを通る計画になっていますし、兼業している不動産仲介業のほうも立地に関係なく「ネット仲介」が主流になってくる事を考えると益々「貝塚市名越」でビジネスをやっていく意味があるのです。 先祖を辿れば、江戸時代末期の文久年間に2軒隣の本家(名越の仁左衛門)から曾祖父が今のトランクルーム所在地に分家し、その本家も500年から600年くらい前に2つ隣村の三ツ松からそのまた総本家の岸上(左甚五郎)から川岸に名字を変えて名越に分家(移住)したと思われます。 私は所在地や住所に関して何の努力もしていませんが、今あるのはそんな先祖達のお陰だと・・・正に感謝感謝です(涙)。 にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.03.19 08:48:51
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