トランクルーム貝塚のオヤジ奮戦記

2019/12/06(金)18:40

小さなアイデアの積み重ね(スマホ&ドリンクホルダー、昇降式ドラムスローン、消臭グッズ、折り畳みデスク等)で差別化(スタジオ0724)!

音楽スタジオ(スタジオ0724)(514)

ビジネス戦略上、絶対外せないのが他社との「差別化」です。 これがないと、いずれライバルに負け戦線離脱しなければなりません。 こんな事、ビジネス本にも腐るほど書いていますが、大事なのは自分の実体験です。 サラリーマン時代(建築建材金物メーカーの営業マン)と織物時代の通算約40年を通じて、イヤと言うほどこのセオリーの重要性を感じました。 しかし、私のように昔から能力(知力、体力、資産、コネクション、学歴)に自信のない者にとって、「大きな差別化」は難しいです。 ならば、どうするか・・・? 「小さなアイデア」の積み重ねしかない訳です。 弊社リハーサル音楽スタジオ「スタジオ0724」に限って、小さな差別化を列挙すると 1.ドリンクホルダー(ペットボトルの転倒防止) 2.スマホホルダー(スマホを見ながら楽器を演奏) 3.折り畳みデスク(レコーディング機材を置く) 4.昇降式ドラム椅子(高さ調整が簡単) 5.88鍵盤の電子ピアノ(シンセサイザーに満足できないキーボード奏者に) 6.空気清浄機(アレルギー体質の方に) 7.消臭剤(部屋、スリッパ用) 8.エアーダスター(ギターの埃とり、ミキサーやキーボードのクリーン化)とウエットティッシュ(ボーカルマイクの掃除) 9.ケーブル各種(楽器機材の接続パーツ) 10.スマホスタンド(スマホで自撮りしてSNSに発信) 11.カウベル(ドラムセットに取り付けファンキーサウンドに) 12.メトロノーム&ギターチューナー 13.スマホ充電器&変換アダプター(iphone7用) 14.ホワイトボード(レッスンの音符記入、SNSでライブ日程告知) 以上の14点のチョットしたモノで他社との差別化を図っています。 メインの集客エリアとして泉大津市~岬町を想定し、競合ライバルは民間2店舗しかありませんが、格安料金や無料の公共スタジオや高校の軽音部活利用の視聴覚教室(音楽室)もライバルとして想定しています。 昨今一般住宅にも「プライベート防音室」を作るケースが密かに増えているようですが、これもリハスタに来る回数が減る原因にもなりますので、ライバルと言えばライバルになります。 要は同じ業態だけがライバルでなく、見えないところからの参入というボーダレスの戦いが水面下で進んでいるという認識を持たなければなりません。 これは、どんな業界でも同じ事が言えると思います。 まあしかし、同じエリアで不動産屋が約500~600社あるのと比べると「競合の度合い」がケタ違いです。 リハスタ業界が如何にニッチマーケットであるかの証明ですが、防音(防振)工事の難しさや設備投資金額を考えると誰でも参入出来る訳ではありませんし、何より経営者が音楽好き(ミュージシャン)が大前提ですが。 しかし競合ライバルのリハスタには、弊社の「小さな差別化」の1~14が殆どありません(出来ません)。 特にギターチューナーやiphoneの変換プラグなといった小物やギターシールドは、うっかり忘れやすいものです。 取りに帰る訳に行かず、どうしようかと悩んでいる時に、弊社スタジオにあれば非常に助かるのです。 特筆すべきは、こういった小物をお客さんが持ち帰るといった盗難事故が過去に一度も無いというのが、弊社スタジオの自慢であり会員さんの質の高さの証明です。 これで、たった3年半で会員数が1300人も集まったのだろうと思います。 能力が無くても、工夫次第(小さなカイゼンの積み重ね)で全く新しいビジネスを起業し軌道に乗せた事が大きな自信となりました・・・(涙)。 製造現場(織物業)の経験が、サービス業への転業で「応用」できたのです。 ある意味、仕事の基本が同じだという証明です。 という事で、能力が無ければ無いなりに「創意工夫」というイマジネーション力を活かすことが大事だと思います。 この「創意工夫」も、子供の頃から「図画工作」が好きで漫画もよく描いていたのが功を奏した・・・のかも知れません。 小学校時代は主要4教科はイマイチでしたが図画工作だけは6年間オール5でしたので、「何をどう描いてやろうか・・・?」と好奇心と喜びで頭の中がイマジネーションがグルグルと渦巻いていました・・・(笑)。 そこには勉強に必要な暗記力や理解力は全く存在せず、ただただ発想力だけです。 経営者に必要な発想力は、この時に育まれたのか・・・? イヤ、ただ絵が好きで好きで・・・無我夢中で描いていただけか(笑)。 にほんブログ村  にほんブログ村 にほんブログ村  大阪府 ブログランキングへ

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