2022/12/22(木)15:05
90%のウインドサーファーが腰痛という現実
1月末に岸和田の葛城病院で「脊柱管狭窄症」の手術をしましたが、主因は長年の織物業での肉体労働ですが、その他にどうもウインドサーフィンにも原因がありそうです。
かれこれ42年もウインドサーフィンをやっていますが、20代前半に少しやり過ぎました。
セイル(帆)にはらんだ風をブームというパーツを両手で掴んで受けるのですが(ハーネスという道具を使い)、グッと反対側に身体を反らせるときに腰から背筋にパワー(荷)が掛かるのです。
ハーネスは長時間楽にウィンドサーフィンを楽しむための道具で、リグ(セイル+ブーム)の引き込みを補助しています。
そのハーネスは主に「ウエストハーネス」と言って、文字通り腰に巻いてセイリングするのです。
それが90%のウインドサーファーが腰痛と言ゆわれる所以です。
ウインドサーファーの高齢化に拍車が掛かり、私の知る限り大阪のウインドサーファーの平均年齢は50歳をはるかに超えていますから、腰痛が増えるのも仕方のない事です・・・(笑)。
40年前の発明されたばかりの初期のハーネスは「チェストハーネス」と言って胸筋のあたりの位置でしたが、その後ヨットのトラピーズハーネスからヒントを得た「パンツハーネス」と言ってヘソの下あたりに引く位置が変わりました。
その後は今主流の「ウエストハーネス」になってから20年以上経っています。
過去40年で 「胸 → へその下 → 腰」 とハーネスの位置が目まぐるしく変わってきましたが、それ単独で変わったのではく、ウインドサーフィンの道具全体(ボード、セイル、マスト)の進化(軽く、早く、硬く)によるものです。
もう長く生きていると、「モノの変化」に驚きます。
電話、車、家電&オーディオ、織物機械(織機)・・・ありとあらゆるモノが変化してきましたが、ウインドサーフィンの道具の進化は目を見張るものがあります。
60年前の電話は柱に取り付けた「木製のボックス」でハンドルをクルクル回して使ったり、車のウインカーが手動だったなんて、50代以下の人は殆ど知らないでしょう・・・(笑)。
なんせ子供の頃は洗濯機が無く、童話「桃太郎」のごとく、名越村の各隣組共同の洗い場が小川(溝)にあり、そこでみんな洗濯していたのですから・・・(笑)。
まだ日本も戦争に負けて10年ちょっとでしたから、仕方のない事でしょう・・・(涙)。
まぁ50超えたごく普通のウインドサーファーのオッサンでも、道具の進化で普通に海でジャンプしたり猛スピードで海を滑走(プレーニング)しているのですから・・・(笑)。
しかし、空手とドラムだけが劇的な変化はありません。
基本的には40年前とそれほど変わっていないという事は、それ自体100年以上の歴史を持つからで、100年掛けて刻々と変化し続けているという事でしょう・・・
という事で、42年も最も長く付き合っている趣味のウインドサーフィンですが(ここ30数年は夏だけ)、80歳まで海で遊ぶ為に身体の調子を整えるのが第一です。
私の長年のウイークポイントだった腰が手術によって治ることを祈るばかりですが、幸い術後も順調に回復しているのは過去30年毎朝欠かさず行ってきた「15分ストレッチ」のお陰だと・・・(涙)。
やはり、継続は力なり・・・です。
これは個人的な考え方ですが、やはり人間は「バランスが1番大事」かと思うのです。
左右、前後ですが・・・特に左右のバランスが大事かと。
私は元来右利きですので、織物時代に重たい糸や反物やビームを担ぐのに「右肩」ばかり載せていたので、今回の腰痛(脊柱管狭窄症)や首の頚椎症を患ってしまったのです。
空手では左右バランスを整えるという教えがあり「利き腕でない方を2倍使え」とか言われていますので、私は昔から左手で箸を使い、マウスも左で操作していますが、それ以外でも歯磨きや髭剃りといった何でもない日常の動作でも気が付けば左手で行っているのも役に立っているのかと思います。
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