2020/05/28(木)16:05
左手を使い上半身を鍛える(腰の手術後の反省)
今年1月の腰の手術(脊柱管狭窄症)の反省として、上半身の筋力と左手(利き手の反対)を鍛えておいてヨカッタ・・・と強く感じました。
というのは、手術後に階段を昇ったりトイレで立ち上がるのに、足に力が入りませんので腕の力が予想以上に要るのです。
というか、腕だけで立ち上がっていた感じです。
特にトイレに座るときにハムストリングに痛みが走りますので、便座から太ももを浮かせるのに手すりを持って腕力で維持しなければなりません・・・(汗)。
人生初の入院生活で弱気になり「本当に治るやろか・・・?」と本当に情けなかったのを思い出します。
まぁ、そんな病状も徐々に元に戻っていき、今は100%回復して本当に嬉しい限りです・・・(涙)。
予想以上に回復したのは、日頃からストレッチと適度な運動のお陰だと思います。
特にストレッチは、毎朝15分だけですが「上下左右表裏」と身体をまんべんなく鍛える事をもう30年以上続けています。
特に私は右利きなので、歯磨き、髭剃り、箸、マウスを昔から極力左手を使うようにしています。
箸は大学空手部時代からチェンジしてますね。
チョットした事ですが、毎日の事なので意識するとしないとでは、数年で恐ろしい差が出ます。
この「意識」する事が大事で、空手の本場の沖縄では空手修行する多くの人は毎日左手で箸を使いご飯を食べているというのを聞いた事がありました。
試合に勝つとか、相手を倒すという事ではなく、「人生を考える」という壮大な人生観が空手修行の中に入っているのです。
あと、夏だけウインドサーフィンしたり、オールシーズンで空手をしたり、最近は24段変速の自転車で毎日20分ほど帰り道を遠回りしています。
確かに「継続は力なり」ですが、努力を伴う行動はNGで、肩の力を抜いて「楽しみ&短時間&テキトー」という3つが継続のキーワードだと思います。
織物時代に355日24時間稼働の工場を30代前半から40代後半まで20年間運営をしていた訳ですが、年齢による心身の変化に応じて働き方を変えていきました。
まぁ長かった織物時代は若い頃は肉体労働が中心で事務は少なく、年を取ると肉体労働を減らし事務を増やすようなスタイルに変えました。
まず「自分一人で24時間365日工場を守る」と覚悟を決め、そして「いかに力を抜くか・・・?」に気をつけました。
そうしないと気力だけで仕事をすれば、いつか倒れてしまうと危惧したからです。
所謂「脱力」です。
これがオーナー経営者のウイークポイントです。
オーナー経営者というのは際限なく働くものですから、自らブレーキを掛けて自己コントロールしないと自滅してしまうのです。
20年間、腰痛は時々あったものの、大した病気もすることなく働けた事に、丈夫に生んでくれた母親に感謝しなければなりません。
父親似だったら背も高く男前でもっとモテたと思いますが、母親に似て背が低く3枚目でも、父親と違って母親似の「眼と歯と内臓が丈夫」なのが何よりでした・・・(笑)。
人生、中身で勝負!・・・(笑)。
同じような経験を、空手の夏合宿とだんじりの鳴り物でしました。
夏合宿となると、炎天下で同じ基本の突きや蹴りを1000本とか延々と数時間も稽古するのです。
同好会ではなく体育会なので、絶対途中で止めるなという建前がある訳です。
当時は水分補給が大事といった常識もなく、意識朦朧となりながら体力と気力の限界ギリギリのところで稽古をしていたのです。
どんなスポーツでも武道でもそうですが、限界ギリギリの練習を通して「自分の器を客観的に知る」事こそ人生に於いて一番大事なのです。
知ってどうするか・・・?
「その先を考える」事で、人間はもうワンステップ成長するのです。
まぁしかし、100%全力で突き蹴りをすると、5分も持ちません。
そうすると、どうするか・・・?
力を抜くのです(脱力)。
連続1時間もたせるテクニックを、試行錯誤して身体で覚えるのです。
これが織物時代の20年間355日24時間稼働の原点だったのです。
もっと遡れば、小学生の頃から叩いていた祭の大太鼓もそうでした。
当時は朝から夜まで10時間以上もだんじりに乗って鳴り物をしていました。
そんな子供が10時間以上も大太鼓を叩ける訳がありません。
大太鼓に飽いたら小太鼓を叩き、鉦や横笛にテキトーにチェンジして祭りを子供なりに楽しんでいたのです・・・(笑)。
だから今でも鳴り物はオールマイティだったのです。
ココで一番のメインは大太鼓です。
大太鼓は一番体力の要る楽器です。
子供も大人も同じバチ(ドラムで言えばスティック)サイズです。
大人と同じ音を長時間出すのはどうすればいいのかと、子供なり考えました。
それはバチの握り具合と打点と考えたのです。
100%強く握ると腕が疲れて5分も叩けませんので、70~80%の力で握ると数時間叩けることを発見し(脱力)、太鼓の真ん中辺りを叩くより10センチ程端を叩けば非力でもイイ音が鳴る事が分かったのです。
織物工場経営も空手も大太鼓も、共通項は「脱力」だったのです。
という事で、今回リハビリで左の足が右より10~20%くらい弱いのが分かり愕然としました。
普段はわかりませんが、窮地に陥った時に弱点があぶりだされるモノです。
まぁ、右ばかり使うのはNGですね・・・
身体(人生)はバランスが何より大事ですから。
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