トランクルーム貝塚のオヤジ奮戦記

昨日弊社が織物業の創業以前の祖父の代から約９０年間ずっとメインバンクだった「大阪信用金庫　貝塚支店」の支店長さんが挨拶に来られました。

この「大阪信用金庫　貝塚支店」の歴史は古く、戦前の「貝塚信用金庫」本店から始まり、「阪南信用金庫」本店　→　「泉陽信用金庫」貝塚営業部　→　「南大阪信用金庫」貝塚営業部　→　現在・・・となっていて、貝塚市内にある古い地場企業の殆どがこの支店と取引があります。

信用金庫と言っても、地元貝塚では都銀や地銀の貝塚支店よりも歴史も実績もあり信用も格段に厚いのです。

４０年前の私の結婚式の代表挨拶に、当時貝塚商工会議所会頭でもあり泉陽信用金庫の理事長でもあった嘉田さんにして頂き、親子３代に渡って長年非常にお世話になっていました。

嘉田理事長が元気な頃は、毎年お盆にはうちの仏壇にお参りに来て頂いていました。

１５年前の織物業廃業時には大阪信金さんからの借金はゼロでしたので、それ以降は深い付き合いはなく当座だけ残しているのは祖父の代からの感謝を忘れない為でもあり、やはり借金は無くても、何かあった時に助けてもらうためにメインバンクとの日頃のお付き合いは大事ですから。

織物時代から取引商社や税理士や司法書士やその他仕入先などはその時々の状況に応じて変わってきましたが、メインバンクは９０年間大阪信用金庫さんだけで一度も変わりませんでした。

イロイロ話をしていく中で終盤「それでは、スタジオでも見られますか？」という私に問いかけにキラリと支店長の目が光ったのを見逃しませんでした・・・（笑）。

大学時代に軽音部のバンドでドラマーをやっていたそうです。

ヤッパリ・・・という感じです。

ちょうど団塊ジュニアの世代で、第２次バンドブームの最中に青春を送ったようです。

２０数年ぶりに音楽スタジオに入られ、感慨深げのようでした。

３室をジックリ見られ、「またバンド復活して下さいよ・・・」の私の言葉に、支店長を忘れてプライベートな微笑みを返してきました・・・（笑）。

ドラム再開したいんですねェ・・・

団塊ジュニア世代のバンドブームに青春を送った人達は今、ビジネスの最前線で一刻の余裕もなく懸命に働いている事を強く感じると共に、もう数年頑張って一息ついたら、かつて嵌ったバンド活動の第一歩を歩んで欲しいと切に思います。

確かに日本の経済界で有名経営者で元バンドマンだった５０歳前後の方が、ZOZO創業者の前澤氏を筆頭に結構多く、元バンドマンで高校軽音部の顧問という先生も多いです。

「スタジオには優秀なドラム講師がいますよ・・・」という私の言葉にドラムを再開しそうな笑みを浮かべていました。

という事で、メインバンクの支店長が来るという事でしたが、私はいつものように短パンとTシャツと裸足で出迎えましたが、そんな私のリラックス姿が支店長のプライベートをチョッと覗かせたのかも知れません。

最後に「貝塚市内の事業用の不動産物件情報をいの一番に教えてくださいねェ・・・」と付け加える事を忘れませんでした・・・（笑）。



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