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カテゴリ:日々の日常生活
先日父親の25回忌法要でした。
早いもので持病の心臓病で突然死してから24年が経ちました。 当時私は41歳・・・いわゆる厄年でした。 若干41歳の私に、突然会社経営のプレッシャーが降りかかったのです・・・(汗)。 当時は営業と現場だけしか仕事をしていませんでしたので、会社経営の根幹である経理は未経験でしたが、悠長に悲しんでいる暇はなく、メインバンクの担当者と税理士に色々と聞きながら自分でも経理の本を読み漁り、なんとか半年後には経営全般を軌道に乗せる事が出来ました・・・(汗)。 この時の経験を何と呼べばイイのでしょうか・・・? 死に物狂い・・・? 必死のパッチ・・・? そんな生易しい言葉て現されないような、この難局を何とか乗り越えなければ全てオワリだ・・・と、背水の陣的な状況に追い込まれていたのは確かです。 幸いと言うか、父親は身体が弱かったので、私は子供の頃から織物工場の現場で働かされ、父親と一緒に同業の織物工場へ連れて行かされたり、取引先に中元や歳暮を一緒に持っていったり、親戚付き合いや村の行事も父親の代わりに出て行っていましたので早くから「世間慣れ」していたのは確かで、それがスムーズに事業承継をさせたのでしょう。 勉強しかせずに世間慣れしていなければ、父親が亡くなればどうしようもなくて難関を乗り越えられなかったでしょう。 父親は言外に、「勉強だけヤッテいてはダメだ・・・跡継ぎはイロンナ経験を積まないと・・・」と言いたかったのかも。 実際、浪人、大学からサラリーマン2年目までずっと朝5時から2,3時間織物工場で働き(夏休みは12時間)、学校や会社に何事もなく行って勉強や仕事や趣味(空手、ウインドサーフィン、バンド)をしていましたから。 まぁそういった事が子供の頃からずっと心の中にあり、今に繋がっているのでしょう。 葬儀の日に銀行担当者に「小切手と約束手形に記載されているお父さんの名前は、2週間だけ有効です・・・」と言われた一言が全てを物語っています・・・(涙)。 「ちょっと事情があるので、もう少し待って下さい・・・」が許されない法治国家である日本の経済や世の中は、法律に基づいて動いているのだ・・・と心の底から実感しました。 自分勝手な都合は許されないのが世の中という事です。 あれから24年・・・まだ小さかった子供らは成長して3人とも結婚し、孫も上は小学生から赤ちゃんまで5人になりました・・・(涙)。 仕事も父が亡くなって9年は家業の織物業を頑張りましたが、力尽く前にトランクルームに転業して現在に至ります。 という事で、自宅での法要を済ませた後、送迎バスのある地元貝塚新地の老舗料亭「この木」さんで食事会をしました。 「この木」さんは織物時代から利用させて頂き、法事や小学校のクラス会など機会がある度に、もう3,40年もお世話になってきました。 料亭ではアルコールは飲めなかったで、家を出る前にビール2本を飲んで行きました・・・(笑)。 料亭の経営は大変ですが、何でこんな毎回創意工夫した絶品料理が出る「この木」さんにミシュランが来ないのか不思議でなりません・・・ 高級料亭の雰囲気を味わいながら飲食店の基本「美味しくリーズナブル」という愚直に守られているのが、長年地元貝塚だけでなく近隣の岸和田や泉佐野や熊取の方々に愛されているワケでしょう・・・ 「トランクルーム貝塚」「スタジオ0724」「貝塚卓球センター」「テレワーク&スタディ貝塚」 「 貝塚不動産.com」 大阪府貝塚市名越661 tel:072-446-0798 mail: info@sasatani.com にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.08.30 11:34:07
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