トランクルーム貝塚のオヤジ奮戦記

2022/05/26(木)15:26

ありそうでなかった「テレワーク室のエアコン」

テレワーク&スタディ貝塚(125)

ありそうでなかったシリーズ第85弾は「テレワーク室のエアコン」です。 弊社「テレワーク&スタディ貝塚」(貝塚市名越661 072-446-0798 トランクルーム貝塚「本館」1階)にはエアコンを設置していません。 エアコンがなくても夏は扇風機、冬はヒーターで十分快適に勉強や仕事ができるほど、トランクルーム館内の温度が夏は涼しく冬は暖かいのです。 正にトランクルームとして理想の荷物の保管環境ですし、チョッとアレンジ(扇風機、ヒーター)するだけで別の用途(テレワーク&自習室)に使えたのです。 この辺が、年間の温度差が激しい屋外型のコンテナ型トランクルームと違い、同じトランクルームという名称でも全く別物だったのです。 まぁ逆に言うと完全個室ですので、各部屋にエアコンを設置すれば全く採算が合いませんし、トランクルームが忙しい時はテレワーク室をトランクルームの部屋に戻しますので、エアコンが邪魔になるのです。 なのでエアコンなしの前提条件で、このビジネスをスタートしましたし、利用料金が安い(6時間1000円、18時間2000円、1か月20000円)のもエアコン無しだからです。 エアコンというイニシャルコスト(&ランニングコスト)が掛かっていないので、安い料金設定が可能だったのです。 それより先ずは「テレワーク室=エアコン必要」という一般常識に囚われない事が、何より大事でしょうねェ・・・ 常識・・・誰が作った?のかは知りませんが、ビジネスにおいては先ずは「疑う」必要アリで、脳ミソをニュートラル(フラット)にしなければなりませんので、経営者の頭の柔軟性が問われます・・・(汗)。 1つの部屋を状況によって臨機応変にトランクルームにしたりテレワーク室にしたり・・・船場の扇子商法のように変幻自在に転用するのが弊社「トランクルーム貝塚」の経営スタイルだったのです。 元々のこういった発想は、織物時代の1台のエアージェット織機を衣料から資材まで変幻自在に「多品種小ロット生産」で変化させてきた経験からです。 父親の時代のように流行に関係のない寝装寝具関連の織物(和布団用サテン生地)や西ドイツ輸出向けの50単ポリエステルローンを伊藤忠100%の賃織り(委託生産)で年がら年中織っていたら技術的にも楽でしたが、易きに流れて脳ミソが凝り固まって柔軟性がなくなり、織屋を廃業しても時代に対応できなくなっていたでしょう(トランクルームに転業できなかったでしょう)・・・ 急に頭を柔らかくしてモノゴトを考えよと言われても、長年の習慣による「脳ミソの思考パターン」は変えられないモノです。 という事で、テレワーク需要もチョッと落ち着いてきたのか、弊社テレワーク室が9室すべて埋まる事はなくなりましたが、その代わり日本全体的に自宅でのテレワーク化が浸透したのか、自宅内を整理した結果(テレワークスペースを確保するため)、本業であるトランクルーム需要が高まって来たのが何よりです・・・(汗)。 世の中の「スペース(場所)問題」はトレードオフの関係だなぁ・・・というのが、このトランクルームとテレワーク室という商売をやってきた実感です。 このような織物時代には分からなかったエンドユーザーの動きが分かってくるのが、ビジネス(起業)のオモシロいところです・・・(笑)。 ただ現在進行形で将来的にも人口減によるイロンナ業界が絡んでいる「スペース(場所)マーケット」そのものが縮小する可能性がありますので、その売上減をカバーするために新しいビジネスを今から手探りで探さねば・・・(汗)。       「トランクルーム貝塚」「スタジオ0724」「貝塚卓球センター」「テレワーク&スタディ貝塚」 「 貝塚不動産.com」 大阪府貝塚市名越661 tel:072-446-0798  mail: info@sasatani.com にほんブログ村  にほんブログ村 にほんブログ村  大阪府 ブログランキングへ

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