トランクルーム貝塚のオヤジ奮戦記

弊社「トランクルーム貝塚」（貝塚市名越６６１　０７２－４４６－０７９８）本館１階にある「床面積２．２畳/高さ３．５m（ロフト付き）」は2ｔショートトラック1台分の荷物を保管できて、月額1万円（税別）です。

高さ2.1ｍのところに1.5畳のロフトがついているのが、スペースを十分活用できる秘密です。

いわゆる2階建てになっている訳です。

弊社「トランクルーム貝塚」は本館と別館の４フロアに大阪最大級１７１室のラインナップがありますが、このタイプの部屋が弊社の1番人気となっています。

ちょうど関西テレビ「となりの人間国宝さん」の取材で、円広志さんを最初に案内した部屋です。

料金は当時より上がっていますが、屋内型でこれだけ荷物が保管出来て、ここまで安いトランクルームは大阪府下では他にないと自信を持って言えます。

トランクルームの最重要事項は床（フロア）面積ではなくて、高さを含めて「どれだけ荷物が入るか（保管できるか）？」です。

16年前にトランクルームビジネスに新規参入した訳ですが、当時は織物業時代の「薄利多売」の感覚でトランクルーム業界の常識を破る「大阪市内の3分の1、東京23区の6分の1」の月額賃料を想定してスタートしました。

しかし、これが全くナンセンスだった事が最近分かりました。

安すぎて、逆に不信感を抱かせるのです・・・（笑）。

関空関連の仕事で東京から沢山の人が泉州周辺に引っ越してきて、東京のトランクルーム相場を知っている彼らが一様に言うのが「本当に、この値段でイイのですか？」という驚きの声です。

東京２３区のトランクルーム賃料は、賃貸マンションと同じように大阪から見ればビックリするほど高いですから・・・

目指すは「業界相場の半額ではなくて、大阪府下最安値」で十分で、その為にはまだまだ値上げをしていかなくてはなりません・・・（汗）。

単に理由もなく値上げをすれば客は逃げてしまいますが、値上げの裏付けとなる「泉州で数少ない屋内型」「管理人が駐在する安心の有人管理」「３重ロック」「水洗トイレ」「水道」「防犯WEBカメラ１０台」「WEBドアホン２台」「ルンバを含む掃除機１２台」「オートロック」「ピアノ吊り上げOKの1ｔクレーンあり」「軽トラックレンタル」「除湿剤入替えサービス」「スノコレンタル」「台車と脚立の無料貸出し」「荷物状況LINE動画配信サービス」・・・といった他社にはない設備やサービスが満載ですから。

なので、最近は「日本最安値（容積比）」をキープしつつ、徐々に値上げをしています。

それでもお客さんからのオファーがひっきりなしで、今はほぼ満室です。

1番の原因はお客さんの目も肥えてきて、「屋外コンテナと弊社のような屋内型の違いが分かってきた」事が大きいと思います。

なんせ、泉州エリアの９０％は弊社トランクルーム貝塚とは全く見た目も違う「屋外コンテナ」ですから。

この「違いを分かってもらう」のに16年を要したと言っても過言ではありません。

工場や倉庫の事業不動産仲介業をやっていて、トランクルーム業界を外から見ると「床面積」を強調し過ぎることです。

文字通り工場や倉庫と同じように大事なのは「高さ」で、どれくらい荷物が入るか？という容量（容積、体積）が１番のポイントなのです。

同じ床面積でも、高さが３mなら２mより５０％も多く荷物が入りますから。

トランクルームを選ぶ時のポイントは、「コンテナか屋内型か？」「高さがいくらか？」「管理人がいるか？」の3つです。

更に言うと、本館１階にはエアコンなしでテレワーク室（自習室）も展開できているほど、真夏の室温が２６℃程度なので荷物保管の環境として申し分ありません。

まぁ、この3つを高次元で両立しているのが弊社「トランクルーム貝塚」で、利用頻度が年2,3回というトランクルーム特性が功を奏して、お客さんの半数が大阪市内や堺といった遠方から来られているのがソレを証明しています。

そして１７１室の相当な重量がフロアや１階の天井といった建物躯体の全体に加重が掛かる訳ですが、倉庫として建てたのではなく元々織物工場として建てましたの織機の防振対策として床に７０cmのコンクリ―トを打っていますし、重量鉄骨造（本館）なので何の問題もなかったのです。

という事で、サラリーマンではなく従業員を雇わずファミリーで小さな商売をやっていると「新規事業は時間が掛かるなぁ・・・」というのが実感で、直ぐに効果が現れないジレンマとの戦いです・・・（汗）。

その戦いに勝つには精神力と資金力です。

大手は広告宣伝をバーンと打ち出せますが、零細企業は１円も掛けられないのです・・・（涙）。

まぁ銀行に借金があれば返済を待ってくれませんので、弊社のような無借金経営が大きな武器になるのです。

要は、借金があるか否かが勝負の分かれ目です。

私の場合せっかく織物業を廃業してトランクルーム転業して無借金経営になったのだから「もう借金はしたくない」という思いから、１６年前のトランクルーム転業当初は殆ど集客できず、半年後に「失敗したか？」と思い、プライドを捨てて同業だった織物工場で１年半も正社員として毎日１２時間機織りをしてこの難局を切り抜けました・・・（汗）。

しかし「このまま１２時間も歩きっぱなしの機織りでは身体がもたない」と将来の事を考え、事務所でひとりで商売ができる宅建士資格を念頭に、働きながら朝２時に起きて３時間受験勉強をして一発で合格を決めました・・・（汗）。

この時すでに５０歳・・・全く新しい分野の勉強でしたので、本当に脳ミソがフル回転のオーバーワークで爆発しそうになりました（笑）。



「トランクルーム貝塚」「スタジオ０７２４」「貝塚卓球センター」「テレワーク＆スタディ貝塚」 「 貝塚不動産.com」 大阪府貝塚市名越６６１　tel:０７２－４４６－０７９８　 mail: info@sasatani.com


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