トランクルーム貝塚のオヤジ奮戦記

2022/10/11(火)12:08

「競合が少なくて儲からない?」ニッチマーケットを探せ!(零細企業の生き残り戦略)

中小企業の生きる道(206)

大企業は従業員が多いので、彼らに給料を支払うためにマスマーケットでのボロ儲けを狙います。 その為にメーカーなら海外での工場建設に何百億円も惜しげもなく投資し、そのリターンを狙います。 零細企業経営者から見ると、まるでギャンブルそのものです・・・(驚)。 バックに融資が青天井の都銀がついているので、気が大きくなるのか・・・? 当然大企業同士の戦いで、競合がひしめき合っていますので、そんなところに我々零細企業が参入するのは自殺行為です。 店舗ビジネスで言うと、コンビニ、ラーメン店、焼き肉店、回転すし、ファミレス、スポーツジム、うどん店、食品スーパー、ホームセンター、自転車店、ドラッグストアといったところに零細企業が参入すると酷い目にあいます。 特に飲食&食品業界は、外食、中食、内食が三つ巴の入り乱れたボーダーレス戦争になっています。 更に物品販売では、最近急速に伸びてきたネット販売のアマゾンや楽天が取り扱う商品と競合しないモノを零細企業は取り扱わなくてなりません。 なので、我々零細企業は大手が参入しない競合が少ないニッチマーケットを狙うしかないのです・・・(汗)。 更に言えば、エンドユーザーに渡るまでメーカー(原料や材料)から自らコントロールし、中間業者を極力排除し、流通を出来るだけ短絡化する事です。 まぁしかし、時代の流れや変化によってビジネスには浮沈がつきもので「選択」が命運を分けます。 我々零細企業が参入すべきはニッチマーケットなので、ボロ儲けとは無縁です。 少ない利益でも、採算を合わせる・・・という戦術が必要です。 従来のやり方とは違った戦術を練らねばなりません。 当たり前で常識的なやり方では通用しないというのは、これまでのトランクルームや音楽スタジオ経営の実践で学びました・・・(汗)。 大事なのは実践・・・綿密に計画を立てた後は、ゴチャゴチャ考える前に行動です。 トランクルームは同業他社の半額以下、都会型ビジネスの音楽スタジオはを田舎で事業展開・・・普通のビジネスセオリーから考えれば常識外れでした。 しかしトランクルームは16年、音楽スタジオは6年もどうにかこうにか事業を継続できています。 一般的には、起業しても10年で95%は倒産廃業と言われる中、何とか健闘している事実を考えると、どうも常識というのは彼ら評論家や経済学者がマスコミや大学で生き残るための単なるネタで、私の場合はどうも例外に当たりますねェ・・・ まぁ「例外のない例はない」・・という事です。 今のウクライナ戦争にしても、ロシアや中国や北朝鮮といった独裁国家が世界情勢に与える今後の状況にしても、日本経済にしても、日本の政治にしても、医学にしても分からない事ばかりですが、分からないなりにもマスコミに惑わされず自分で進むべき方向を考えていかなくてはなりません・・・(汗)。 100歳まで生きるととして、あと35年・・・相当世界は変わるでしょう。 という事で、零細企業経営者として毎日もがき続けながらも小さい決断の連続で、何が正解か何が不正解か?わからないまま生きていますが、結果的に企業として73年も生き延びてきた事に感謝しかないです・・・(涙)。 先々代の祖父も、先代の父も激動の戦後直ぐから高度成長期を経てバブル崩壊までそれなりに苦労したと思いますが、私ももうチョッと苦労するかもしれませんが、今の無借金経営を貫き不動産仲介業以外の4つのニッチマーケット(トランクルーム、音楽スタジオ、卓球場、テレワーク室)を掘り下げる事によって儲からないかもしれませんが、コツコツ小さな利益の積み重ねる事によって堅実にやっていきたいと思います。 しかしいくら堅実と言っても、もう16年乗っている5ナンバー国産車や22年も乗っている軽トラックがもうボロボロなので、もうそろそろ買い替えようかと思いますが、一方で「イヤ、まだ勿体ない!」という別の自分がいます・・・(笑)。 「トランクルーム貝塚」「スタジオ0724」「貝塚卓球センター」「テレワーク&スタディ貝塚」 「 貝塚不動産.com」 大阪府貝塚市名越661 tel:072-446-0798  mail: info@sasatani.com にほんブログ村  にほんブログ村 にほんブログ村  大阪府 ブログランキングへ

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