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カテゴリ:音楽スタジオ(スタジオ0724)
ゲームチェンジとは、「これまでとは異なる発想、価値観が経済、産業、企業を大きく変えること」を意味しますが、弊社「スタジオ0724」(貝塚市名越661 072-446-0798 トランクルーム貝塚「別館」1階)は売上げの安定化のためにバンドスタジオでありながら、昨年に和太鼓、今年に入ってサンドバッグとこれまでと全く違った発想と切り口でこれらを導入しました。
発想の原点は、起業当初から抱いていた「泉州ではバンドだけでは集客できない」という危惧と焦りからです。 この危惧はスタジオオープンから7年経って、泉州最大級の4室に増設し会員数が2100人を超えても・・・まだまだ消える事はなかったのです(汗)。 バンドスタジオ経営は私のような堅い元織物業者からすれば、経営が安定しない水商売みたいなモノですから。 もっと経営の基盤を安定させる為に「数が質を上げる」と言われるように分母である会員数をまだまだ増やさなければなりませんので、その具体的な手法がバンド以外の集客を図ることだったのです。 その中でたまたま子供の頃から親しんでいた「だんじり鳴物(和太鼓)」であり、空手の突きや蹴りの強化運動に使っていたサンドバッグもあり、それをアレンジしたのです。 「人口の少ない泉州ではバンドだけでは集客できない」というのは最初から分かっていましたので、最初のスタジオ(Aスタジオ)は22畳と広くしてだんじり祭の2尺5寸の大太鼓でも入るように防音ドアを別注で幅を広くしました。 通常のバンドスタジオは10畳くらいが普通でしたから、22畳というのは大阪のスタジオでも殆どない常識外れの広さと言えるでしょう。 当然大幅にコストアップしましたが、この戦略に賭けたのです。 結果的にこれがライブ本番のステージに近い条件なので、パフォーマンスの練習に多くのバンドさんがライブ直前の調整に来られるようになり、一部ダンス客も来られるようになりました。 ただ和太鼓に関しては反応が鈍く、「大きな和太鼓を車に積んでスタジオに持ち込むには無理がある」と判断し、スタジオオープンから6年経った昨年に弊社で和太鼓6台を購入して常設機材にしたのです。 これによってスタジオ常設のドラムセットやギターアンプと同じように、手軽にだんじり鳴物(和太鼓)練習ができるようになりました。 という事で、人生を振り返るとゲームチェンジと言えば37年前の織物時代に旧式のシャットル織機から最新鋭エアージェット織機に入れ替えたのもゲームチェンジでしたが、日本で生き残っても北米やヨーロッパや中近東への輸出で後進国と値下げ競争になったり、また中国からの日本への洪水的な製品輸入で大阪泉州の織物産地は倒産廃業の続出で50年前のたった2%しか残らない(98%減)という壊滅状態に陥りました。 自分でゲームチェンジして勝ったと思っても、次にまた新たな難問が現れる・・・という音楽スタジオ経営も同じようなサバイバルの繰り返しで、和太鼓とサンドバッグに代わる次の「新たなネタ」を探さなければならないのか?(汗)。 「トランクルーム貝塚」「スタジオ0724」「貝塚卓球センター」「テレワーク&スタディ貝塚」 「 貝塚不動産.com」 大阪府貝塚市名越661 tel:072-446-0798 mail: info@sasatani.com にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.03.29 11:19:38
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