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カテゴリ:音楽スタジオ(スタジオ0724)
ついに一昨日、弊社リハーサル音楽スタジオ「スタジオ0724」の会員数が3000人を突破しました。
1000人、2000人・・・そして大台の3000人です。 スタジオオープンから9年3か月の達成です。 正直泉州に3000人ものバンド人口がいたんだなぁ(うち10%がダンスと和太鼓)・・・というのが実感で、更にまだまだ潜在需要がある事もスタジオ経営者として実感しています。 オープン当初は「200人も集まるかな?」という不安と期待が入り混じった不思議な起業感でしたが、案の定6か月ほどは殆どお客さんは来ず・・・失敗したと思いましたが、その後高校生ら若者を中心にボチボチ増えていったのです。 あどけない中学生だった子が医大生になったり、高1だった子が社会人になったり・・・時代の流れを感じます。 本当に長い・・・9年3か月の紆余曲折と試行錯誤の長い道のりでした(涙)。 2900人が2/5ですから、100人増えるのに4か月弱掛かりました。 コロナ期は6か月自主休業(補助金なし)したりして大変でしたが、コロナ後は100人増えるのに大体3か月でしたので、ちょっとペースダウンということです。 それにしても、まだまだ増える勢いは衰えていません。 増加要因を分析すると、さすがにバンドが減ってますが、それに代わって「だんじり鳴物」が明らかに増えています。 逆に言うと、3年前に和太鼓6台を購入したからこそ、スタジオが「上向き」加減になっているのか・・・と(汗)。 ビジネスには「上向き」加減が必須というのを考えると、正に和太鼓6台の設備投資がスタジオを救ってくれたのかも。 泉州独特のだんじり祭の大太鼓の騒音が社会問題になっているにフォーカスを当て大太鼓と小太鼓と鉦を購入し、ついでにこれから有望なインバウンド向けの「和太鼓体験」用として中太鼓4台も購入したことが吉と出たのです。 スタジオに高価な和太鼓を6台も導入するなんて、気でも狂ったのかと思われるほど常識を遥かに逸脱していたのです・・・(笑)。 そんな経営書にも載っていない無茶苦茶な私の決断が、新たな需要を生んだことだけは確かです。 大阪市内のスタジオにいくら「だんじり鳴物」の集客を期待しても無駄で、だんじり祭りの盛んな泉州のスタジオに導入してこそ集客できるという地域密着型戦略だったのです。 まぁ家業が泉州の地場産業だった綿織物製造業というメーカー出身だったので、モノを右から左へというサービス業ではなく、どうしても設備(織機)投資が必要という発想が根底にあるのです。 まぁそういう事情があるので、私もチョッと強気なのです・・・(笑)。 まぁ新規会員の登録には私との対面が必要なので、時間のすり合わせができずに止む無くこの4か月にナンヤカヤと少なくとも100人くらいはスタジオ予約を断っていますので、無理して会員登録すれば3000人達成が2,3週間は早まったと思いますが、そこは身体が一つしかないので機会損失も仕方のない事です・・・(涙)。 そんな経験から、まだまだスタジオの潜在需要があるぞ・・・と睨んでいるのです。 併設の卓球場なんかは、急に「今日したい」というオファーが殆どなので、当日の私の予定は大体入っていますので90%くらいは断っているのが実情です。 スタッフを1人雇えば私もだいぶ楽になって会員増にも十分対応できますが、そんなことをするとスタジオ経営が成り立たないほど人が思うほど設備投資の割に収益性が悪いのがこのビジネスのウイークポイントで、誰もが新規参入したくても参入できないのが実情なのです。 儲からないことに誰も魅力を感じないのは、昔も今も過去50年を振り返るとスタジオが出来ては潰れの歴史の繰り返しで・・・泉大津市から岬町までの南泉州にはスタジオが常に2,3軒しかない(存続できない)のです。 スタジオ経営をやれるモンなら、どうぞやってください。 お互い切磋琢磨して、泉州の音楽(バンド)文化を盛り上げましょう・・・ まぁやはりトランクルームと同じで昼間人口も夜間人口も多い大阪市や堺に音楽スタジオが集中し、昼間人口が都会に流れる人口8.3万人しかいないベッドタウン化した貝塚市で都会型ビジネスである音楽スタジオをやろうとする事自体、やはり無理があるのか・・・? スタジオも卓球場もドンドン来るオファーに対して100%対応できていないのですが、毎日このブログやSNS(フェイスブック、X、インスタグラム、LINE、TikTok)やYOUTUBEでドンドン発信している効果が出ているのだ・・・と確信しています。 中小企業経営者の努力次第で、パソコン1台で無料で宣伝できている令和時代にホンと感謝しかないです・・・(涙)。 織物時代は毎週金曜日に大阪本町(船場)を朝から夕方まで商社や紡績を営業で駆けずり回っていましたが・・・今の営業スタイルと違い過ぎて、まるでウソのようです。 まぁ娘と2人だけで6つの事業(「トランクルーム貝塚」、「スタジオ0724」、「 貝塚不動産.com」、「貝塚卓球センター」、「テレワーク&スタディ貝塚」 、「貝塚名越パーキング」)を回していますので、この辺が泣き所ですが、今後もスタッフや従業員を雇う気はサラサラありません。 人件費こそ最大のコストで、無能だからと言って簡単にクビにするのも大変だからです。 大学生の頃から織物工場の採用人事をやっていて、これまで何千人もの人を見てきましたので、「人を一瞬で見抜く」力は人並み以上にスルドイと思います。 まぁ泉大津市から岬町までの南泉州で民間スタジオが3か所しかありませんし、卓球場も気軽に家族でピンポンできるところも少ないので、いずれまた断ったお客さんも連絡が来るだろう・・・と楽観視しています。 要は需給バランスが崩れて、今は需要に供給が追いついていない状況ですが、供給する側のスタジオや卓球場は直ぐにできるはずも新規参入もないでしょう。 まぁオープンから9年経っても、この地域密着型のリハーサルスタジオの会員数が増え続けている・・・というのは想定外も想定外です。 まぁ防音と防振対策がそれほど必要がなく楽器機材の設備投資もないダンススタジオなら簡単にできますが、音楽(バンド)スタジオなんて防音と防振対策をキッチリして設備投資に結構な金額が掛かる特殊なビジネスなので、賃貸マンションのように誰でも出来る訳ではないので参入障壁も高く、ニッチマーケットでリスクも高いので大手を初め誰も参入して来ないのです。 別に失敗しても大丈夫・・・という最初から私のように趣味と副業で始めた者だけが参入できるのです。 20代前半にオーディオ小僧だった私の音響防音の経験と知識と、20年間家業の織物業で24時間エンドレス稼働だった工業防音の経験と知識と、趣味のドラムや和太鼓(だんじり鳴物)の経験と知識・・・という3つのベクトルが合わさって実はスタジオ経営に最初から自信があったのです。 その背景として無借金経営を貫くために、2,3年不動産仲介業を必死に頑張ってスタジオ資金を稼ぎましたが・・・(汗)。 という事で、次の大きな目標は5年以内に「泉州エリア(堺市以南)最大手」の会員数5000人(6室)」ですが、その前に4か月後の9月中に3100人を達成したいと思います。 だんじり祭りシーズン前ですので、必ずイケる・・・イケるはずだと、チョッと強気です(汗)。 まぁ「量(数)は質を上げる」とはよく言ったもので、会員数が増えれば増えるほど不思議ですが・・・残る(リピーター)スタジオ会員さんの質が徐々に上がってきます。 飲食店は客を選べませんが、弊社スタジオ0724は会員制だけでなく、その後の常識的なスタジオルール(例えば原状回復、飲酒禁止、時間厳守など)を守るかどうかで酷い場合は遠慮なく出入り禁止を通達していますが、短期で見れば売上が減って惜しいですが、スタジオ経営をロングスパンで考えればこれも止む無しです。 一時的に売上を捨てても、会員増がそれを上回って補いますので。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 「トランクルーム貝塚」「スタジオ0724」「 貝塚不動産.com」 「貝塚卓球センター」「テレワーク&スタディ貝塚」 「貝塚名越パーキング」 大阪府貝塚市名越661 tel:072-446-0798 mail: info@sasatani.com ![]() にほんブログ村 ![]() にほんブログ村 ![]() にほんブログ村 ![]() 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2025.06.03 13:38:55
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