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テーマ:ニュース(79506)
カテゴリ:カテゴリ未分類
最近、日本人はどんどん保守化している。昔は「戦争反対」って叫ぶのが一つの良識とされたが、いまそんなことを言ったら「なに青臭いことを」と言われて相手にされない。学校では「人の心を傷つけてはいけません」と教えられるけど、家のテレビでは戦争のニュースばかり流れ、米軍なんか「ファルージャで武装勢力1600人以上が殺しました」と胸を張っている。世の中きれいごとだけでは動かない、としたり顔で話す人が増えたのもごもっとも。憲法9条改正を求めるような保守主義者やリアリストたちが幅を利かせている。

だが、本当はみんな戦場なんか見たことがないし、まして目の前で人が血を流して死んでいるのを見るのさえ恐ろしい。昨日まで、やれ国際貢献だやれ血を流せと声高に叫んでいた人に限って、「あしたイラクへ行ってくれ」と突然言われたら、最初に小便をちびるのだ。私はこんな時代だからこそ、「国際政治とはそういうものだ」とか「ひとり平和主義は許されない」とか分かったような口をきいている人が許せない。本当に汗や血を流す覚悟があるのなら、昔の日本赤軍の岡本公三みたいに、自分の信念をもってどこかの義勇軍に加わって戦地に行けばいいのだ。火の粉が飛んでこない対岸から偉そうに「日本も軍隊を持つべきだ」などと主張するのは、エセ保守主義以外のなにものでもない。

かつてフロイトが「人間の表立った言動の多くは、無意識に潜むコンプレックスを防衛するためになされる」と指摘していたが、最近の保守化の動きを見ていると、自信のなさの裏返しにしか見えない。突然勝ち組や負け組といわれる競争社会になって、みんな不安で不安で仕方がないから、虚勢を張って自分の弱さを守ろうとし、それがときに相手への攻撃に向かっているのだろう。

いまの日本社会には、「世界の中心で、愛をさけぶ」(片山恭一著)のヒットにみられるように、たった2人の世界の愛に喝采を送るような内向性と、エセ愛国心に寄りかかって虚勢を張る攻撃性の二つが、精神分裂病患者のように同居している。エセ保守主義者たちはまず、アルカイダと戦う前に、自分の内なる弱さと戦うべきである。

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蓮4044 






最終更新日  January 11, 2005 10:32:15 PM
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