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でがらしだっていいじゃない

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2007年10月09日
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今日の夜。何故か全然寝付けませんでした。

ちょっと教科書開いたりもしましたが、そんな夜遅くまでやる気力はありませぬ。

で、まぁ「すぐ眠くなるだろう」とPC開きました。







しらない うちに あさに なった!▽


おや が おきてきた!▽


おや の へびにらみ こうげき!▽


でがらし は まひになった!▽


でがらし は しびれて うごけない!▽










そのままこっぴどく叱られました。当然ですねwww

すぐに勉強にうつらないとまずいので今日はこれにて。

何もないのもなんなので、こういう時の為にとっておいたモンハン小説の続きを上げておきましょうww



第三章の続き

グレンに案内され、白夜達はギルドマスターの所に案内された。
この村のギルドマスターはどうやら村長らしい。龍人族のおばあさんだった。背は小さく、1Mも無いのではと思うほどだった。
その村長との話は進む。
「とにかくあのクシャルダオラを鎮めてやってくだせぇ。鎮まる様子もなければ・・・討伐して下さいまし。」
これに白夜は少し驚く。
「討伐って・・・ここのクシャルダオラはこの村の守り神じゃないのか?それを討伐して良いって・・・」

小さな村には良くあることだが、近くに住む龍を村の守り神にすることがある。「鎮める」という言葉を使った以上、ここの村も例外ではないのだろう。

「背に腹は代えられません。崇める神様より村人の方が大事なんですわ」
「・・・分かった。案内はグレンがやってくれるのか?」
「そうですね。グレン、頼めるかい?」
グレンは無言でうなずく。それを確認して白夜は答える。
「戦う準備は出来ている。もう行ってもかまわないか?」
「分かりました。それでは、お気を付けて・・・」

「ちょっとまって」

止めたのはラピスだった。ギザミメイルをこすらせて村長の前で屈む(み、村長と目線を合わせる)。

「・・・? なんでしょう?」
「報酬は?」

白夜グレン村長絶句。リチアはそばでがっくりと膝をついている。
「そうだった・・・最近のできことで忘れてたけど、ラピスさんお金にがめついんだった・・・ていうかいいじゃない無料でも。こんな時に足下見るようなコトしないでよ恥ずかしいから~」
ラピスは淡々と話を進める。
「相手はあの名高い古龍クシャルダオラ。危険度はそんじょそこらの飛竜なんかと比べものにならないわ。ならそのぶん報酬をはずませるのは道理じゃない?」
「べつにこういう風に依頼されて無くても、クシャルダオラとは戦わなくちゃいけなかったんだよ?」
あーだこーだと言い合うリチアとラピスに村長は苦い顔で、
「確かにハンターに報酬無く依頼することはできません・・・では、成功報酬で7500でどうでしょう。通常よりも安いですが、今この村はこの有様。これ以上の出費はかなり苦しいのです。」
「あら、思ってたよりだしてくれる。それでいいわ!ちゃっちゃと終わらせてきてあげる!行くわよ!!」
ラピスはずんずん先に進む。ため息をつきながらついていく白夜とリチア。
村長がグレンに尋ねる。
「グレンや」
「はい」
「あの者達に任せて本当に良かったのだろうか」
「・・・、オレも、自信が無くなってきました・・・」

そして、一行は舞台となる雪山へ進む。




そもそも古龍という存在は「そこにいる」だけで周囲の環境は変わる。

そう、例えば。
幻獣・キリンが現れるところには絶えず落雷が巻き起こる。
炎龍・テオーテスカトルの周囲は全ての生命を根絶やしにする熱風が吹き荒れる。

鋼龍・クシャルダオラは別名「風翔龍」ともよばれる。これが意味することは、

「うむぅ!」
「きゃぁ!」
「うひゃぁ!」
「・・・!!」

そのクシャルダオラの存在る区域のみ暴風に見舞われるのだ。雪山では猛吹雪として襲いかかり、数メートル先が見えなくなってしまうほど。

この区域、地図上で区域6にあたるここは切り立った壁と崖に挟まれた細長い場所で、

グレンは吹雪の中で伝える。
「この近くに間違いなくいる。あんた達で後は何とかなるな?」
三人は同時にうなずいた。
「オレはキャンプに戻っている・・・ちゃんと戻って来いよ」


グレンが立ち去ると同時に三人は動き出した。白夜とラピスが左右に展開し、リチアが中央。そしてリチアは見た。吹雪の中に浮かぶ巨大な龍の姿。

「間違いないね・・・あの時のヤツとは違うかもしれないけど、そうなんどもやられたりはしないよ!」
ラピスは武器を構える。
彼女の武器は「撃龍槍【吽】」。巨龍撃退に使われる防衛城の切り札を素材とした大胆な武器である。使用後に折れてしまったそれをさらに希少鉱石や「黒鎧竜の甲殻」などの素材を用い、強化・改造した物だ。

「はぁ!」

リチアが槍を中腰に構える。そして一拍おいてからそのまま走り出す!加速がのってきてさらに影は大きくなっていき、目が合った。

鋼龍クシャルダオラ。鋼龍という名前はその体から名付けられたのだろう。銀の光沢を持つその体の強度は確かに「鋼」の様に頑丈だ。4つ足で歩行し、大きな翼を使い空を飛ぶ。尾の先端は細く鋭く、人の体などいとも簡単に貫かれるだろう。頭からの全長は25メートルはある。同じクシャルダオラでもここまで大きな体の物は居ないだろう
。ミラバルカンの言う「祖龍の腹心」なのだろう。白夜の持っていたコンパスは間違いなくこの龍を指していた。かなり強く光っている。

「くらえええええええええええ!」

しかし間合いまであと3メートルという所でリチアの動きが止まってしまった。

鋼龍が羽を一度はばたいた。ただそれだけ。それだけでリチアは前に進めなくなり、逆に押し戻されて尻餅をついてしまった。
鋼龍は「風」の龍である。その能力の一端に、自身を風の鎧で纏うことができる。この風の鎧は近づく剣士を間合い外に押し戻し、飛び道具を反射する、でたらめとしか思えない強さを発揮する。

クシャルダオラが頭を上げ、口が開く。ブレスの予備動作だ。対象はリチア。しかしまだリチアは立ち上がっていない。クシャルダオラのブレスの威力は村の惨劇の程を見ればカンタンに予想がつく。地面をえぐりながら進んで家を貫通するのだ。超強力でないはずがない。

爆音。

何とか立ち上がったリチアは即座に盾を構え受けの姿勢をとった、直後に衝撃!何十キロもある盾を構えていながら後ろに押し戻される!
「くうううぅぅぅぅ・・・!」
盾の横から逃げるブレスは烈風。風と侮るなかれ、その威力は人間なんて軽々吹き飛ばす鉄砲水。それを正面から盾一つでうけているのだ。
後ろにブレスが通過する。
「・・・ここ!」
あらかじめ盾の中に隠し持っていた「閃光玉」のピンを口で開け、盾の下に落とす。雪に少し埋もれるが問題ない。数瞬後、まばゆい光があたりを照らす!
グギャァァァ!
ブレスの効果を確認しようとしてリチアの方を向いていたクシャルダオラはまともにその光を見た!その瞬間、あたりの吹き荒れていた暴風が少し収まった。

存在するだけで異常を起こす。古龍とはそういう物だが、実は大部分の能力の操作には集中力がいる。閃光玉で目が眩んでいるときに集中なんてできるわけがない。この時、やっかいな風の鎧も纏わなくなるのだ。このチャンスを三人は逃さない!

がむしゃらにあたりを攻撃するクシャルダオラの尻尾やかぎ爪を潜り抜け、右に展開していた白夜が「龍刀【紅蓮】」で弱点である頭を狙い、正面からはリチアが腰ダメに槍を構え突進する。
左に展開したラピスは腹の下に潜り込み、「クイーンレイピア」で比較的柔らかい腹を切り刻む。
雌火竜リオレイアの猛毒、「雌火竜の棘」を使用した「クイーンレイピア」は確実にクシャルダオラに毒液を流し込んでいった。

クシャルダオラが目の眩みを回復させ、空に飛んだ。まだ頭の角は破壊できていない。一筋縄ではいかない相手である。しかし風の鎧をまとえていない。「クイーンレイピア」の毒は間違いなく効いている。

低空で飛びながらクシャルダオラは3人を捕捉し、ねらいを定める。白夜の方に顔が向く。そしてそのまま一直線に飛び込んでくる!
「くっ!」
空中で飛び回るところを攻撃するのは難しい。回避に専念することにした白夜は武器をしまい、そのまま横っ飛びに転がり回避!数瞬前にいたところにクシャルダオラが横切る。そして空振りしたかぎ爪と尻尾の攻撃は白夜が背にしていたそり立った崖に当たり、その壁に大きな穴を穿った。
「まじかよ・・・」
ミラルーツ特製のこの装備がどれほどの強力なものかはわからないが、この攻撃をまともに受けて試してみる気にはなれない。本来の太刀の戦い方同様、一撃ももらわずに勝つしかないようだ。
しかしこの間、ラピスは既に動いていた。
白夜の方に飛んだクシャルダオラをおうようにして疾走したラピスは、「爆雷針」をクシャルダオラの真下に設置した。

爆雷針は曇りや雨、雪の日の外で使える、落雷を誘発させる道具だ。強力な避雷針が真上の敵に雷を落とす。空中に飛び回られたらやっかいな相手だが、これなら高さに関係なく攻撃できる。

カッ!
設置して何秒もしない間に雷が落ちる!攻撃した尻尾を抜き、振り返ったクシャルダオラの頭に丁度落雷が当たる!
風翔龍といえど雷の直撃には流石にこたえたのか、地面にたたき落とされるように落ちてもがいている。

「いい加減折れろよ!」

クシャルダオラの角に向かい白夜が龍刀を振るう!リチアが撃龍槍を穿つ!ラピスがレイピアで抉る!
しかしまだ角の破壊にまでは至らない!

落雷のショックから立ち直ったクシャルダオラは爆雷芯の恨みか、ラピスをみすえた。空中からブレスを吐きながら進んでくる。雪をまき散らせ、前にある物全てをなぎ払う!避けきれないと判断したラピスは盾を構える。片手剣も剣と盾はセットになっている。しかしリチアのランスのように攻撃を受け止めるような重装備ではなく、せいぜい胴を守り攻撃を受け流す程度。とてもクシャルダオラの攻撃が耐えられるような物ではない!

ラピスにブレスが直撃する。いや、直撃という表現は正しくない。クシャルダオラの空中からのブレスは地面をえぐり、その巻き上げられた地面と硬い雪が攻撃となるのだ。その強烈な下からの強襲を盾で受けたラピスは空高くとばされてしまった!そして後ろには奈落の底まで続いているかのような断崖絶壁!!

「ラピスっ!!」
「ラピスさん!!!」

二人は同時に叫び走り出すが、とても間に合うような距離ではない!
さらにとどめといわんばかりにクシャルダオラは頭をラピスに向け下から突っ込んでいった。





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最終更新日  2007年10月09日 15時53分34秒
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