カテゴリ:1億Σ世紀 (銀河編)
◆ 第二十七話 ◆ 緊急封鎖発令!
上空を警戒中のパトロール高速巡航艇から、全市民へ「緊急のニュース」がいっせいにデジタルNET放送で流されだした。 過去2世紀に渡り平和が続き制度はきわめて厳格に守られていたものの、実際の発令放送は、演習以外では殆ど全員が始めての本当の経験である。 緊急NETニュース : 「本日サンマーロイ首都ワルセイド中央街に墜落した航行飛行隊の事故原因について、 警備保安局にて調査の結果NETテロ集団のデジタル障害コード浸入による、クローン兵士の頭脳DNA細胞に埋め込まれたメモリコードの改竄による暴走操作によるものと判明しました。 これは、一種の新型ウイルスデータ伝送技術の悪用であることが明白ですが、全く新しい浸入方式を使っており、当面如何なる防衛技術制御も役立ちません。 したがって、最悪の場合みなさにも、利用いただいているDNA量子CPU細胞に浸入してくる危険性があります。 特定のCPU登録コードを狙っているようですが、その断定方法や根拠が解明できておりませんので、当面量子CPUの使用を当局側で強制停止させる予定です。 最大限のご理解をお願いしたい。なを、事態の回復が確実となるまでは、如何なるご質問へも即答は出来ませんので、ご質問は時間が掛かりますが、デジタルNETポストへ手動入力装置を使って記入後、マニュアル転送していただくことでお願いいたします。以上、サンマーロイ惑星国家警備保安局より。」 この段階では、まだ銀河太陽系人類系の誰もが、異次元からのGinga-Warの前兆などとは、全く予想だにしていなかったのだった...。 がしかし、一人の元老院解析院の天才科学者には、 ある確信をもった不安が過ぎっていた...。 <Ginga Opera へ Warp一押し、お願いします!~☆>
***【OPERA解説 : 1億Σ聖記に登場する関連項目への架け橋】*** シーザー暗号 暗号技術において、シーザー暗号(- あんごう、Caesar cipher)とは、単一換字式暗号の一種で、平文の各文字を辞書順に3文字だけシフトして暗号文をつくる暗号である。カエサル暗号とも呼ばれる。文字のシフト数は固定であるが、3に限る必要はなく、シフト数を3以外にした方式もシーザー暗号(あるいはシフト暗号)と呼ぶことがある。 シーザー暗号はヴィジュネル暗号などの部品として使用されることがある他、現代でもシフト数を13にした方式としてROT13が使用されることがある。 概要 古代ローマの軍事的指導者ガイウス・ユリウス・カエサル(英語読みでシーザー)が初めて使ったことから、この名称がついた。 スエトニウスによれば、カエサルは秘密を必要とする場合、原文の“a”を“d”、“b”を“e”と読み替える、というように各文字を3文字後へシフトして暗号を作成したといわれる。 極めて単純な暗号であるが、現代の暗号においても重要な、規則(アルゴリズム)および鍵といった2つの要素が既に含まれている。 規則 : 特定の文字をそれよりも辞書順に特定の数だけ後ろ(もしくは前)にある文字と置きかえる手順にあたる。 鍵 : 辞書順にずらす数値のこと。カエサルが実際に用いたシーザー暗号の場合、3という数字が鍵となる。 ネットニュースなどでは、シーザー暗号を使用して、一見しただけで読めて欲しくない、しかし読もうと思えば誰でも読める文章(パズルの答えなど)を投稿するのに使われることがある。この場合、鍵は伝統的に13にし、ROT13とも呼ばれる。シーザー暗号を解読するためのコマンド(caesar(6))が標準装備されているUNIXシステムも多い。 かに星雲 かに星雲 (M 1, NGC 1952) はおうし座にある超新星残骸で、地球からの距離はおよそ7000光年。現在も膨張を続けており、中心部にはかにパルサーと呼ばれるパルサーの存在が確認されている。 Crab Nebula 星座 おうし座 観測データ 種別 超新星残骸 赤経 (RA, α) 05 h 34.5 m (J2000.0) 赤緯 (Dec, δ) +22° 01' (J2000.0) 距離 6,300 光年 視等級 +8.6 視直径 6' x 4' 物理的性質 直径 _ 光年 色 (B-V) _ 絶対等級 _ 特性 _ その他の名称 M1 NGC 1952 1054年に出現した超新星(SN 1054)は、中国の記録宋史天文志に客星(突然現れた明るい星)として記され、仁宗の治世である至和元年五月己丑(1054年7月4日)に現れ嘉祐元年三月辛未(1056年4月5日)に消失したとある。日本でも、藤原定家が自身の日記『明月記』に記録している。ただし、定家は1162年に生まれており、実際に超新星を見たわけではなく、過去の天文寮の記録を引用したものと考えられる。また、1000年頃にアメリカ・インディアンによって描かれたアリゾナの壁画に残されている星の画を、この超新星とする説もある。 超新星の残骸であるかに星雲は、1731年にイギリスのアマチュア天文家ジョン・ベービス (John Bevis, 1695-1771) によって発見された。ロス卿 (William Parsons, 1800-1867) の観測で微細なフィラメント構造がカニの足を思わせることからカニ星雲と命名された。 かに星雲は、彗星を観察していたシャルル・メシエが、彗星と紛らわしい天体としてまとめたメシエカタログの1番目に収録されている。メシエ天体では唯一の超新星残骸である。 <世界遺産100選ご紹介2回目> From Wisdom お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.03.19 01:20:17
コメント(0) | コメントを書く
[1億Σ世紀 (銀河編)] カテゴリの最新記事
|
|