2006/07/16(日)14:42
退職~師匠~
昨日15日付けで長年働いた職場を退職しました。
今はとっても晴れ晴れとした気分です
20歳に入社した時からだと14年。
途中、公私ともに出戻りがあったり
思い出は数知れず・・・
私の中で、この会社と言えば一番に思い出すのが常務。
まぁ、これが一風変わったおっさん。
そんな変人だから人の育て方も変わってる。
が、非常に上手い
それでもって『人間味』のある非サラリーマンタイプ。
そんなおっさんだから
もちろんみんなから信頼されていた。
私の人生の中で唯一、尊敬する人がこのおっさん。
今回、会社を辞める理由の1つはパパの病気。
今まで家庭を顧みず仕事に熱中し、パパにも娘にも
不自由な思いをさせて来た。
これからは、家族のことを1番に考えたいと思い
今回の決断となった。
その事を明日68歳になり、既に老後をエンジョイしている
おっさんに早く伝えたかったのだが
感情的になり、結果心配させてしまう事に
なりかねないと思い、連絡が出来ずにいたら
出勤最終日となってしまった。
「元気?」
「お~元気だよぉ」
「あんなぁ、連絡が遅なってしまってんけどなぁ
今日で会社辞める事になってん」
「えぇ??なんでだよぉ~」
「主人が4月にガンになってなぁ、治療に専念したいし
休む事とかも増えて会社にも迷惑かける事が多くなるしなぁ・・」
「子供も居るのに、生活どうするぅぅ△※☆□X・・・・」
泣かせてしまった。
私は以前に1度だけある事が原因でこのおっさんを
泣かせてしまった事がある。
またもや泣かせてしまった・・・・。
「すぐに来い」と言う事で、翌日
早速事情を話に子供と二人お邪魔した。
私が元気で前向きな事を確認し安心した様子だった。
娘に「じぃっじ、じぃっじ」と言われ喜んでいた。
おっさんが上司だった頃は実の父親と居るよりも
長い時間を一緒に過ごした。
父親よりも私の事をすごく良く知っている。
娘にとって「じぃっじ」でもおかしくないかも
そんなおっさんに私は育てられ
また、私も人を教育した。(ちゃんと出来たんかぁ?)
私はそんな自分に誇りを持とうと思う。
仕事で得た知識よりも『人間味』を
大切に生きて行きたいと思う。
お疲れ~(/^-^)o日日o(^0^|)~