|
カテゴリ:バフェット・グレアム
「バフェットの法則」第2版のオーディオ・ブックを聞いています。
早川 圭さんのHPでも紹介されているケン・フィッシャー氏(超成長株投資で知られるフィリップ・フィッシャーの息子)が「イントロダクション」を書いていますが、その中で面白いエピソードを披露しています。 バフェット氏は、ベンジャミン・グレアムに次ぐ第2の師としてフィリップ・フィッシャーを仰いでいます。フィリップ・フィッシャーは、相手に話す価値がないと思うと2度目の面会はないという人だったようですが、若きバフェット氏の才能は高く評価し何度もミーティングを持ったとのことです。 それなのにフィリップ・フィッシャーは、「バフェット」というラスト・ネームをなぜか「ハワード」というファースト・ネームと頭の中で結びつけてしまい、ウォーレン・バフェットの名前が投資家の間で広く知られるようになっても「オマハの若くて切れ者のハワード・バフェットが言うには」と20年間も間違い続けたそうです(笑)。20年経って、やっと「ウォーレン・バフェット」と言えるようになったようです。 このエピソードを知っただけでも、オーディオ・ブック代の元をとったような気分です(笑)。 話変わって、ケン・フィッシャー氏の投資スタイルは早川 圭さんのHPでも紹介されているようにフィリップ・フィッシャーやバフェット氏とは少し異なるようです。 「何故、父親やバフェット氏と同じ投資スタイルをとらないのか?」とよく聞かれるようですが、「自分は自分だから」と答えているそうです。そして、「バフェットの法則」第2版の読者にも、投資のためには「自分を知ること」が必要であり、「バフェットそのものになろうとするのではなく、バフェットを参考にして自分のスタイルを確立することが必要だ」と説いています。これって、重要なポイントですね。人によってリスク許容度とか違うはずですからね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[バフェット・グレアム] カテゴリの最新記事
|