『でら☆マネー』 お値打ち投資でアーリー・リタイアをめざせ

2007/03/13(火)00:16

会計士Kさんと

個別銘柄・パフォーマンス(50)

 今年も、確定申告は勤務先の税理・会計を担当している会計士Kさんに丸投げ。転居のため某証券会社からの特定口座の報告書の到着が遅れていたので、とりあえず売買履歴をプリントアウトして渡しておいた。 Kさん 「先生、なんで一高たかはし(2774)なんて、マイナーな銘柄売買してるんですか?」 私 「え? Kさん、一高たかはし知ってるの? Kさんこそ、よくあんな会社知ってましたね。」 Kさん 「いや、うちの事務所でガス会社とかのM&Aとかも手がけてるから。一高たかはしってガス会社のM&Aやってるから調べたことあるんですよ。」 私 「なるほど。実はね、一高たかはしは、コンビニとかで代金回収サービスしてるウェルネット(2428)っていう子会社の株を50%以上持ってるんですよ。それなのに一高たかはし(2774)の時価総額は、ウェルネットの半分以下。要するに一高たかはしの事業価値は0かマイナスに見積もられてるってこと。こんな馬鹿げた状態が永遠に続くわけないでしょ。ただ、このねじれがいつ解消されるかわからない。明日なのか、5年・10年先なのか。」 Kさん 「なるほど、M&Aの考え方そのものですね。」 私 「うん。一高たかはしの評価が低すぎるか、ウェルネットの評価が高すぎるかのどっちかだから、一高たかはしを現物買いしてウェルネットを空売りできれば、リスクなしで儲かるはずなんだけど。ウェルネットは空売りできないから、とりあえず一高たかはしを買ってるわけですよ。」 Kさん 「面白そうですね。ちょっと調べてみようっと。じゃあ、先生の納税額が確定したらまた連絡します。ところで、どこかよさそうな株あったら今度私にも教えてくださいよー。」 私 「だから、一高たかはしですってば。」(ガクッ)

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