デフリンピックって何?
職場の掲示板に下記のようなポスターが貼られていて同僚と何だろう・・?という話になった。ポスターには『TOKYO 202525TH SUMMER DEAFLYMPICSデフアスリートによる国際スポーツ大会「デフリンピック」が2025年、日本で初めて開催されます一般社団法人全日本ろうあ連盟/東京都』とあります。デフアスリート・・?最後のポスターの主の全日本ろうあ連盟というので、耳の聞こえない人、スポーツ選手というのは何となく分かったのですが、それだったらパラリンピックではないのか・・?という疑問が。調べてみると『パラリンピックとデフリンピックの違いパラリンピックもデフリンピックも障がい者のスポーツ大会ですが、参加できる人が違います。 パラリンピックは身体障がい者を対象としており、聴覚障がい者の競技種目はありません。 聴覚障がい者はパラリンピックに参加できないのでパラリンピックとは別にデフリンピックが開催されています。』ではなぜ一緒にやらないのか?という疑問には、同じく調べてみると『デフリンピックのほうがパラリンピックよりも早く始まりました。先ほどご紹介したように、デフリンピックの運営組織であるICSDが発足したのは1924年。パラリンピックの運営組織である国際パラリンピック委員会(IPC, International Paralympic Committee)が発足したのは1989年です。当初はICSDもIPCに参加していたものの、1995年に方向性の違いからICSDは離脱。国際手話によるコミュニケーションや情報保障を重視し、それ以外のところではオリンピックと同じルールで競技大会を行うというデフリンピックの独自性を追求するためでした。この結果、パラリンピックには肢体不自由、脳性まひ、視覚障害、知的障害のある人が出場し、聴覚障害者はパラリンピックではなくデフリンピックに出場することになりました。』デフリンピックの知名度がほとんどない現状では、何とかルール改正や技術改良を何とかしてデフリンピックをパラリンピックに組み込むことができればと思うのですが・・。