イタリアでモロッコごはん

2004/12/02(木)09:10

山のパルミジャーノ・レッジャーノ

愛しのチーズ達(6)

お久しぶりです。 先週からさらに忙しくなりまして ココロの余裕も無く、日々バタバタと走り回っておりました。 友人達とずいぶんと長い間、想像し、話し合われていた企画が いま着々と現実のものとなり活動を開始しております。 これから楽しいことをガンガン企画していく予定ですので もうひとつのブログもチェックしてみてくださいね。 * * * * * * * * * さてさて、最近の料理学校ですが 「モニターになってくれないかな?」 という依頼をされることが多々あります。 モニターと言っても全く料理学校とは関係ない まだ発売前の企画段階の商品を試してアンケートに答えるだけ。 これを仕事にしている妻を持つアレッサンドロが 授業中にコッソリと、ひとりずつ呼び出しては ブツを渡し、その後アンケート用紙を配ります。 私が試したのは、大手のシャンプーメーカーの新企画シャンプー。 これはあまり気にいらず。 それと、メーカー名は隠された麦コーヒー「ORZO」数種。 オルツォをカッフェッティエラを使って 自宅で淹れたことなんて無かったけれど 今回試供品を試したら、かなり美味しいものもあってビックリ。 これから普通のカッフェはちょっとキツイ朝などは インスタントオルツォではなくて きちんと淹れるオルツォの粉を常備しておこうかな。 そして先日、今度はダミアーノがこっそりと声を掛けてきた。 「ねぇ、Delizia、チーズ好きって言ってたよね?」 「うん、大好き。」 「あのさ、先日、山の方に住んでいるボクの彼女の家に行った時  山のパルミジャーノ・レッジャーノ買ってきたんだけど、食べてみたい?」 「えーーーっ!それってスゴク希少なものでしょ!」  注)山での生産農家は8件のみ。 「そうそう、なかなか手に入らないんだよ。  しかも普通のモノとは比べ物にならないくらい美味しいんだ。」 「食べたい食べたい食べたい!」 ってことで、今回は山のバルミジャーノ・レッジャーノ 24ヶ月熟成をひとかけら、試食に持ってきてくれたダミアーノ。 ありがと~ぅ! そのかけらは、こんな感じ。 通常のパルミジャーノ・レッジャーノより黄色いですね。 アミノ酸の結晶が白い点でハッキリ見えます。 香りは...う~ん、パイナップル! 切り立てのパルミジャーノって、とてもフルーティーな香りがするのですが これは、あきらかに切ってから時間が経っているのにまだ香っている! 味は、濃い。...旨い。 ...放心... 「次回は36ヶ月熟成モノとバターを持ってきてあげるよ!」 とダミアーノ。 うぉ~!バターも! 楽しみ~。ジュルジュル(ヨダレ)。 次回がいつになるかは解りませんが、乞うご期待。

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