イタリアでモロッコごはん

2006/04/04(火)19:35

生のそら豆に癒される。

フィレンツェ大学(37)

Delizia、しばし試験勉強から逃避のためブログでも書いてみます。 先日から慣れない環境に足を踏み入れ 今まで超のんびりだった私の生活が 突然分刻みのスケジュールへと激変してアップアップしています。 始まってみて解った大学のスケジュールは 週の2日間の午前中がポッカリ空いているだけで あとは授業がビッシリでかなりハードです。 一緒に勉強している私以外の学生13人は 入学試験をくぐり抜けてきた実力の持ち主でかなりレベルが高いです。 勉強への意欲も満々で、以前通っていた料理学校の社会人連中とは大違い。 あの料理学校の仲間達は、仕事をしている人が多かったため それを理由に「いつ勉強すればいいんだ!」と喚いていましたが 大学の仲間達は「さ、家に帰ったら今日はこれを勉強しなくっちゃ。」 と、当たり前のように勉強に集中できる環境を持っています。 こんな仲間達と肩を並べて、Delizia生きていけるのか!? さらなるハイレベルな言葉の壁にぶち当たりながら それぞれの先生から家で読んでくるように配布される文献のコピーは山のようになってしまい...。 その上、定期的に試験が課されてくるですとぉ~ぅ!? こんな切羽詰った生活の中、お昼ご飯に家に帰ってこれる我が家の立地に感謝。 春の風物詩、生のそら豆をつまんだりしてホッと癒されてみる...。 美味しいペコリーノチーズを切らしていたので常備品、タレッジョと共に。 熟成の若いペコリーノ(羊乳チーズ)と合うので是非お試しください。 私の前で夫がもの凄い速さでそら豆をサヤから出してむさぼっている。 小さい頃からこのスピードで食べまくるので 彼のお母さんは子供達がまだ寝ている早朝からそら豆を調理してしまい 子供達の襲撃から逃れていたらしいです。 モロッコではサヤも丸ごと調理した煮込みをいただきました。 美味しかったなぁ~。 しばし食に逃避した後は、またそそくさと午後の授業へと向かいます。 これが毎日学食通いだったら、やっていけなかったと思う今日この頃。 やっぱり食事って大切ですね。

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