イタリアでモロッコごはん

2009/01/11(日)08:20

パスティッラ★大切なお客様へのお料理

モロッコ「食」の話(41)

またまた風邪を引いてしまいました。 悪寒はするし、カラダは痛いしで寝込んでいたら 熱が39度も出ていてビックリしました。 そんな中焼きあがっていたのがこちら モロッコ料理のパスティッラ。 義姉が張り切って材料を買い込んでいたのを見ていたので 一緒に作れるといいなぁと思っていましたが 発熱は2日間続いてしまったので起き上がることもできず残念。 夫がもうナイフを入れようとしていたのを差し押さえて フラフラの中なんとか写真を一枚撮りました。 パスティッラはブリック(チュニジア料理)用の 丸い皮の層の間に具を挟んでオーブンで焼き上げた 非常に手の込んだモロッコ料理です。 上の写真は鶏肉&アーモンド&パウダーシュガーのパスティッラ。 ラザニアのように具と皮が層になっています。 基本的に塩味なのでパウダーシュガーの味はあまり感じませんが 全ての味が混ざり合って絶妙な美味しさ☆ 他には魚介のパスティッラもあります。 こちらはモロッコの友人宅にお招きいただいた時のもの。 魚介+春雨使用でこれは中華料理か~っ? と思いきや、お味は各種スパイスが効いていてモロッコです。 スパイスと言っても辛くはありません。 お肉のパスティッラは皮を層にしますが お魚のパスティッラは層にせず包み焼きになっています。 先にも述べましたが非常に手のかかるお料理なので 普段の食卓にはあまり登場せず、来客のある日に 腕によりをかけて作ります。 2年前のモロッコで この魚介のパスティッラをいただいた日のことは忘れもしません。 お招き3連チャンをこなさねばならなかったこの日、 1件目 親友宅 前菜3品+パスティッラ+魚料理+肉料理       +デザート+フルーツ山盛り 2件目 家族同様フランス人マダム宅  手作りケーキ+お茶 3件目 親戚宅 なんとまたまた魚介のパスティッラ+チキンレモンタジン と胃にムチを打ちながらこなしたのでした。 モロッコのお招きは激しいです。 我が家でも実はお客様を招いていたのですが 私はカゼでダウン 妹もカゼでダウン 欠席 イタリア人2人  車のアクシデントでやむなく欠席 となんと、客人全員欠席で でも私は起き上がれなかったのでホッと胸を撫で降ろしながら パスティッラを久しぶりにいただいたのでした。 鼻が詰まっていて味覚も定かではない中 幸せな食感でした。

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